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東電社長と原発被災者の対面が報道された。社長一行はダンボールの家に住む被災者の方々に土下座した。あの記者会見時のふてぶてしい態度とは一変して、この社長も人間の顔を見せた。そりゃあそーだろうよ。何の罪も無い人々がいきなりダンボールの家に住まなくてはならなくなった。面と向き合った時、そりゃあヒタスラ土下座するしかないわな。この時、東電の連中にも人の心を感じた。被災者の訴えは悲痛であった。家に帰してほしいと訴える女性の言葉は胸が張り裂ける思いになった。社長らは普段は巨大組織に守られて生の人間の痛みに触れる事など無かったであろう。嘗ては触れる機会もあっただろうが、巨大組織の中枢に嵌まり込んでしまうと、感覚も麻痺してくる。自分らの全責任で多くの人々を幸せを奪い奈落の底に突き落としてしまった。その悲しみというものに直面した時、この感覚の麻痺した連中でも人間の生の感覚が蘇る。その生の感覚を大事にして日々努力を重ねていれば、こんな結果は出てこなかったのだ。しかし、その生を失って行くのが人間なんだ。だから事故が絶えない。だから、原発はやっちゃイカンという事だ。事故やっちゃオシマイ。たった1つの事故で広大な地域が奈落の底に沈む。日本なんて狭い国はスッポリその中に入りかねない。警戒区域なんてものを当たり前のように設定して、いかにも法的根拠ができたから従ってもらいますみたいな態度になっているようだが、ホント冗談じゃないぞ。こんな理不尽な事で家と土地を奪われる事がどんなに残酷な事か。特にお年寄りにとっては絶望に叩き落される。原発なるものは一旦火を吹くと、相手構わず強制排除する。根こそぎ排除だ。警戒区域なんて言い回しは根こそぎ強制排除の意味を考えれば、不適切極まりない。東電社長らと原発被災者の対面は、原発事故のあまりの非情を見せつけた。社長も被害者だ。ちょっとそう思ったね。社長は巨大組織の慣行のまま業務をこなしていたんだろう。所詮はサラリーマン社長さ。悲痛な原発被災者に土下座する東電社長。日本人は不幸になった。そう思う。上も下もみんな不幸だ。体制そのものが悪なのだ!! 通常上の者は下の者の不幸に直面しない。東電社長は例外だ。この社長の余生に決定的影響を与える出来事になった筈だ。さて、菅だ。菅も原発被災者を訪ねた。思わぬ事態に直面した。菅は正にしどろもどろだった。何故なのか? 東伝社長は土下座した。しどろもどろなんてものは無かった。菅は東電と共に事故の責任を負う立場にある。その立場で被災者と向き合うというなら、社長と同じように土下座の覚悟が要った。被災者の悲痛をにはそれでしか応えられない。菅よ、何故土下座しなかった!! 土下座して悲痛を我が物とできたのだ。しどろもどろでできるか!! 被災者の悲痛を受け止めなかったゆえに、しどろもどろと相成ったのだ。首相としてそれができないのであれば、行く必要は無かったのだ!! 結局は最初からパフォーマンスだったのだ。あのしどろもどろには許す事のできないものがあったのだ。もしあの場面、小沢首相であったなら、絶対にしどろもどろなんてあり得ない!! 小沢はきっと土下座した。目に浮かぶ。涙も流しただろう。土下座は覚悟でやるんじゃない。当たり前に出てくるのだ。菅のしどろもどろは罪深い!! 小沢首相でなければナラナイ!!
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