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『内閣不信任案』を、民主党自ら提出せよ!
第一次補正予算が成立間近だそうだ。
どうせ、国民の生活が第一の発想にはほど遠い、手前勝手な補正であろう。
成立しようがしまいが、国民には殆ど影響はないのでは無いかとすら、思えてしまう。
しかし、いずれにせよ、手続きは必要である。
自民党も、「第一次補正」までは協力する、と言っている。
さっさと可決すれば良い。
さあ、それからが、日本の明日を決める「大一番」の、『菅直人』政権の「総活劇」が開始されるべきである。
国の内外から、「菅直人」の無能無策ぶりは、語り尽くされている。
唯一の「保護者」アメリカですら、先日のヒラリー・クリントン国務長官が来日の際、菅直人直々に「原発事故の情報開示の不徹底」を避難し、「今後は正しい情報を総て知らせる様に」申し置いてして帰ったとか。
フランスでも、連日の「福島報道」に際して、仏エネルギー担当相がテレビで、「菅直人首相の指導力不在」が招いた<人災>である事を強調していた。
お隣の韓国政府は、「強度放射線汚染水」を海洋投棄した事に対して、菅直人政権に劇しい不満の意を表している。
国内に有っては、本日被災地の「避難村」を訪ずれた「菅直人」首相に対して、避難民から<罵声>が飛んでいた。
▶短時間で帰る予定が… 首相視察でハプニング(産経見出し)
>当初の予定ではあらかじめ選ばれた住民と話し、短時間で帰るはずだった。
>しかし、菅首相があいさつもせずに目の前を素通りしたことに葛尾村から避難している男性(51)が抗議。呼び止められた菅首相は困惑した様子で、その後は1世帯ずつ丁寧に話して回り、同体育館での滞在時間は予定を大幅に超えた約1時間20分に及んだ。
>原発事故から1カ月以上も経過後の初訪問に「もっと早く来てほしかった」「早く事故の収束を」といった不満の声が相次いだ。
【産經新聞/4月21日(木)19時32分配信】
陛下ですら、各被災者の前に「膝を折って」、丁寧に慰問されていたのに、たかが首相の分際で、「挨拶もせず素通り」しようとした。
呼び止めた男性は偉かった。
当たり前の行動であると言える。
要するに、国民のほとんどが、菅直人がこれ以上「首相の座」に留まる事を拒否している。
▶「もう帰るんですか」避難所訪問の首相に憤慨(読売見出し)
>住民数人と話し、立ち去ろうとする菅首相に、被災者の男性が声を掛けた。「もう帰るんですか」。
>数回呼び掛けると、菅首相は出口から反転し、歩み寄ってきた。男性は「早く家に帰らせてほしい」と訴えた。菅首相は「全力を挙げて手立てを尽くしているところです」と話したといい、男性は「気持ちが伝わらなかった。(避難所訪問は)パフォーマンスに過ぎない」と憤慨していた。
【読売新聞/4月21日(木)20時51分配信】
自民党の石原幹事長がいみじくも言った。
「人間として、問題が有る」
民主党の櫻井財務副大臣も、同じ事を言っていた。
「人としてどうか、だ」
そうなのだ。
昨年9月の「代表選」の時から解ってはいた物の、菅直人という人物の「人間性」に対する疑問符は、その後の「独裁的」独りよがり路線で更に明らかとなり、続く大沢否定の姿勢で鮮明となり、今回の大震災の復興作業の不適切な対応を通じて、完全に明白な物となっている。
「人として疑問」に思われる様な輩に、このような大災害の復興の指揮を執らせ続ける訳には、断じていかない。
そして、菅直人自身には、「自ら辞める」と言う選択肢は、一切無い。
しからば、「辞めさせる」しかないだろう。
▶首相「復旧・復興、財政再建までやる」 財源・危機管理 自公と溝(産経見出し)
>18日に行われた参院予算委員会で、菅直人首相は、退陣を求めた片山虎之助氏(たちあがれ日本)に対し「長期政権」への意欲を語った。
>「やらなければいけない責任から逃れるつもりはない。欲張りかもしれないが、復旧・復興と、財政再建の道筋を付けることも含めてやれたら、政治家としての本望だ」
>民主党の小沢一郎元代表が原発事故への不手際を理由に、野党側が提出を検討している内閣不信任決議案への同調を示唆するなど、「退陣論」が強まる中での論戦だったが、首相は最後まで政府の対応を正当化することに終始した。
【産經新聞/4月19日(火)16時42分配信 】
小沢氏は、「倒閣」にGOを出した、と伝えられている。
前原グループも、倒閣に動き始めた。
仙谷は、とうの昔に菅直人を見限っている。
自民党は、直接、間接的に「菅直人以外の首相となら協力出来る」と伝えているらしい。
総ての環境は整った。
後は、スタートの合図が鳴ればいいだけ。
自民党としては、「第一次補正」の成立後に『内閣不信任案』を出す、という意見が出ている。
さあ、そこで「民主党」はどうするつもりなのだろう。
▶小沢系、両院総会を要求=執行部批判相次ぐ(時事見出し)
>山岡賢次副代表は常任幹事会で、統一地方選前半戦での惨敗を受け「総括を両院議員総会でやるべきだ」と述べ、菅直人首相らの責任をただすための両院総会の開催を要求。
>川内博史衆院議員も、政府が東日本大震災の復興対策の財源として増税を検討していることに反発し、「両院総会で議論すべきだ」と求めた。
>党税制改正プロジェクトチームの会合でも、政府がガソリン価格高騰時に揮発油税などを減税する「トリガー条項」の凍結を決めたことに対し、「被災地でガソリンの値段が上がった時にどう言えばいいのか」(吉田治衆院議員)などの批判が出た。
>小沢氏系の中堅・若手による「一新会」も会合を開き、「菅政権ではこの局面は乗り切れない」との認識で一致した。
【時事通信/4月19日(火)19時56分配信】
まさに、風雲急を告げる、と言った空気が満ちているが。。。
『小沢グループ』
『野田グループ』
『前原グループ』
『鳩山グループ』
これらが、「内閣不信任案」の同調すれば、簡単に成立してしまう。
民主党内から80人が賛成すれば、過半数が取れるのだ。
しかし、考えてみよう。
「自民党」が「不信任案」を出すのは、いわば当たり前である。
野党は「倒閣」を目指すのが当然である。
それが野党の「レゾン・デートル」なのだ。
しかし、「民主党=与党」の一部が、「野党提出」の内閣不信任案に同調すると言う事は、単に『政局』と批判されても、仕方が無い側面がある。
いくら「首相が馬鹿」だからといっても、だ。
マスコミにすぐ影響される国民層は、表面的発想で「この大変な時期に」と言い出す人々が必ず居る筈だ。
自民党その他「野党」だけで、不信任案を提出し、可決に持ち込めれば、それはそれで国民は「拍手喝采」する事だろう。
しかし、そこに『小沢グループ』と『鳩山グループ』とが相乗りすれば、一部の反発は目に見えて居る。
しからば、如何にするか。
ここまで「国民の期待」を裏切り続けて来た『民主党』が、国民の理解を得られて、国民に対して「正義を訴える」事が出来る唯一の方法は、野党に先駆けて、自ら「内閣不信任案」を提出する事である。
それが出来て始めて、来るべき「政局」に際し、『民主党良心派』としての存在意義を、国民に認めてもらえるのでは有るまいか。
あとは、自民党内部にも、新旧発想の違いによる「世代間」の相克は存在する以上、向かうべき方向は一つに、自然に収斂されて行く。
菅直人が「震災復興」を犠牲にしてまで「解散総選挙」は行えない、との前提に立てば、ここで一気に『政界再編』が起こりうるであろう。
『官僚政治守旧派』 vs『 政治主導革新派』
『大企業優遇経済派』 vs 『国民の生活優先派』
『アメリカ追随外交派』 vs 『対米独立自主外交派』
『新自由主義自己責任派』 vs 『社会福祉重視弱者救済派』
そして。
『原発推進派』vs 『原発否定派』
この<対立軸>で、日本の政界が再編されれば、本物の『二大政党政治』のシステムに移行出来る筈である。
2009年8月30日の「政権交代」は、あくまで「政党」が代わっただけで、日本の社会に対する『政治哲学』と『社会のシステム』の交代では無かった。
その結果としての、旧さきがけ、旧社民連、旧社会党、旧民主党のもたらした「権力志向」と「内ゲバ」嗜好の政権に、堕落しまった。
「数合わせ」での『現・民主党』結党が、やはり旨く機能しなかった訳である。
かくなる上は、有能な政治家に実質的リーダーシップを託して、権力亡者の無能な輩にはさっさと「退場」願って、新しい政界再編を、是非にも望む所である。
その為には、『倒閣』への道筋を、野党にリーダーシップを取られては、ならない。
「旧自民党政治」の複製の様な政権を作ってはならない。
あくまで、2009年8月の、大多数の国民が期待を寄せた「本物の」民主的政治を新たに確立し、本物の「国民の生活を第一」に考えて政治を行う政権を、造り出さなければならない。
そして、それを可能にするには、民主党内で現在不遇を囲っている、「本物の民主政治」を担う筈であったグループが、主役に返り咲く必要が有る。
『福島第一原発』から半径20キロ圏が、とうとう『計画的避難区域』とやらに設定されてしまった。
『立ち入り禁止』になってしまった。
要するに、放射能大拡散の実態と、原発の制御不能の状況は、政府としては、既に前からは悪されていた訳だろう。
ただ、国民に「本当の事」を知らせる事を、その結果としての国民の怒りを、恐れて「ウソ偽り」で誤摩化して来ただけなのだ。
それが、ついに「隠しきれない」所まで来てしまった、だけの話。
こんな危機的状況を看過し、国民の命を犠牲にし、国土を捨て去るしか無い状況を造り出して来た、菅直人には、1秒たりとも居座って欲しくない。
早く、追放しなければならない。
さすれば、残された『手』はただ一つ。
民主党内部から、率先して『内閣不信任案』を提出すべし!
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