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4月15日と16日に東電が公開した福島第一原発3号機と4号機の写真 ですが、みなさんはご覧になりましたか?ご覧になった方は、それらの写真を見てどのような感想を持ったでしょうか?
私たち国民が見て、3号機と4号機の何がどうなっているのかを具体的に理解できる写真ではないですね。東電はこれからもずっと、真実の公開はしないし、真実を見抜かれそうな情報提供はしない、ということなのでしょう。
この公開写真の中で私が注目したのは、4号機使用済み燃料プールの写真(毎日新聞記事:http://mainichi.jp/select/today/news/20110416k0000e040038000c.html?inb=fa )です。
4号機は、使用済み燃料プールがあったフロア(オペレーティングルーム)が破壊され、使用済み燃料プールのコンクリート壁があるはずのところには鉄骨しか見えませんし、建屋は燃料プール側(南側)の支柱もろとも上層部(オペレーティングルーム)の壁が吹き飛ばされています。
4号機の使用済み燃料プールで起きたこの爆発は、原子炉格納容器が傾くほどまでの威力でした。
これらのことは、これまでに公開された映像で確認できる のに、東電はよくも堂々と、青く水を湛えた美しいプールの写真を用意したものだと思っています。この写真が本当に現在の4号機の燃料プールならば、爆発した際の瓦礫も見えるはずですし、少なからずキズもあるものと思いますが、何とも信じがたい実にキレイな無傷のプールです。
この写真は、震災時に停止中で使用済み燃料プールが無事だった5号機か6号機で撮影したもの、もしくは他の原発か、4号機のものとしても事故以前の写真を使い手を加えたのではないかと、私には思えるのです。
4号機について、この続きは3号機とあわせ、改めて映像と画像を用いて検証したく思います。
東電の「嘘」は企業文化として育まれてきたものなのでしょう。そしてこの文化は、原子力安全・保安院や原子力安全委員会など原子力村の村民みんなと共有されているようです。1〜3号機の炉心溶融も、今頃になって認めました。溶融は爆発前に既に起きていたでしょうし、だからこそ、その後の再臨界を防ぐために膨大な量の放水を続け汚染水を溢れさせているわけです。
初動でミスを連発し最初に嘘をついたものだから、その後も嘘を積み重ね、悪知恵を働かせては国民を騙すためのストーリー作りに苦心しているようです。嘘だと見抜かれてもそれでも嘘をつき続けるしかなく、惨めですね。東電幹部と原子力安全・保安院のご家族は、そんなご主人達を見て、辛く苦しい毎日を過ごされていることと思います。
この福島第一原発の問題については、避難指示も含めた地域住民への人命軽視の被爆対策や、原発周辺の津波犠牲者の捜索遅延も含めた政府の対応に対し、私は怒りと悲しみに暮れストレス増大、そのために免疫力が低下しています(笑えません)。
そんな中、前稿 でご案内した4月16日のデモで、とても明るい気持ちになれたことがあったので、そのことをご紹介したく思います。
私も運営委員として参加するはずであった「4・16 脱原発社会を作ろう!デモ」は、残念ながら仕事上の問題処理のため全く関わることができずに終わりましたが、次に行われた「野菜にも一言いわせて!さよなら原発デモ」には参加することができ、私も隊列に加わり反原発を訴え、歩きました。
そのデモ中に会話した警備の警察官との会話です。
シュプレヒコールの「原発いらない!」が「警察いらない」に聞こえたもので、ちょうど私の隣にいた警察官に話しかけました。
私:
「なんだか、警察いらないって聞こえませんか?」
警察官(以下、警):
「すみません、そういわれても仕方ないんで・・・」
私:
「(笑いながら頭を下げ)いやいや、とんでもないです、いつも本当にありがとうございます」
「でも、福島に行かれている機動隊の皆さんは、放射能のなか本当に大変ですよね」
警:
「私も行ってきました、帰ってきたところなんです」
私:
「・・・。 大変なお仕事、すみません、ありがとうございます」
「・・・でも、どうしようもないですね、棺直人」
「警察の権力で、棺直人を逮捕することはできないものですか?」
警察:
「(非常に残念そうに)それが、できないんですよぉ〜 m(_ _)m (苦笑)」
私:
「くやしいですよね、棺直人と仙谷、枝野あたりは刑務所に入れたいですね!」
「このままじゃ、まだまだ死人が増え、国家も破滅してしまいますよぉ」
「あいつら、意図的に国家破滅を企んでるんじゃないですか?」
警:
「あは・・・(苦笑)」
とても優しく、気配りと心配りのある警察官(機動隊員)でした。
私の失礼な問いかけに対し怒りもせず、この方の言葉遣いや表情からは「職務中は無私で、と思いながらも心情を吐露してしまった」正直で誠実な人柄を感じました。
警察官(機動隊員)も一人の国民です。このように私たちと政府に対する怒りを共有する方が警察にもいるのだということを知り、とても勇気づけられました。
警察は権力ですが、そこに働く個々の警察官は日本国民なのだと、実感しました。
これからは個の「正しい思いと行動」、その結集が日本を動かしていくのだと、そのことを一人も多くの方に伝え共有したいと思います。
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