15. 2011年4月19日 23:00:49: Tfp8iQrink
「民主党をぶっ壊せ」といっているのは、自民党信者・反小沢のネトウヨだ。なぜなら、民主党自体をぶっ壊したら、小沢派は議会内多数派を形成できず、 政権も取れないからだ。 「政治は数。数は力」の論理を熟知しているはずの小沢氏もそのことはよくわかっているはず。 出席者からの「新党を作りますか」と問われると 「党を割ることはない。俺たちが本当の民主党だ。 向こうが変節したのだから、向こうが出ていってくれるぐらいじゃないとな」。 解散については「絶対にできない」と断じた。 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110414/stt11041401190003-n1.htm また、自民党は、反小沢・反民主党マニフェストで、小沢派とは同床異夢。 リアル小沢支持者なら、その事実を知らないはずもない。 【松本浩史の政界走り書き】倒閣も視野に入れた小沢氏の焦りと成算 党内手続きもなく首相の独断で推し進めた自民党との「大連立」構想への警戒もある。 大連立は、今でこそ下火になったが、決して消えていない。 いつまた燃え立つか、あまたの思惑が交錯し、見極めづらいだけなのだ。 大連立の実現には、首相の存在が障害になっているのは、別稿(走り書きブログ編)で指摘したが、 自民党側にすれば、「『エクセプト菅』(菅氏を除く)だけでなく、『エクセプト小沢』も条件になる」(幹部)。 これほどまでに自民党の「小沢アレルギー」は強いのだ。 さらには、この2つをクリアしたうえで、衆院選マニフェスト(政権公約)の見直し派と連携することが大前提なのである。 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110417/plc11041712010005-n1.htm 小沢氏との連携否定=谷垣自民総裁 自民党の谷垣禎一総裁は18日夜、FMラジオの番組で、 民主党の小沢一郎元代表が菅政権への批判を強めていることについて 「われわれが民主党の液状化の中に手を突っ込んで、さらに液状化させることは今あまりやるべきでない」と述べ、 菅直人首相を退陣に追い込むための連携に否定的な考えを明らかにした。 一方、谷垣氏は、首相が退陣した場合の政局の展開に関し 「民主党の中で(後継首相に)誰を選ぶかで行き詰まるとき(もあり得る)。 最大野党に政権を渡したことも戦前にあった」と述べ、民主党の下野もあり得るとの見通しを示した。(2011/04/18-23:30) http://www.jiji.com/jc/c?g=pol では、どうすればいいのか。 それは、両院議員総会を開くなど、党内で“菅降ろし”をし、党内政権交代を図ればよいのだ。 川内氏は、記者団に「国民との約束を破るのに党内で一切議論がない。 一方的に進めるのなら、両院議員総会の開催を求め、内閣には交代していただく」と語った。(共同) http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20110418-763107.html 川内氏は記者団に「国民との約束をほごにすることを議論なく内閣だけで一方的 に進めるのなら内閣に交代してもらうために両院議員総会を要求しなければならない」と述べた。 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110418/stt11041819580003-n1.htm 小沢グループ内では具体的な「菅降ろし」のプランもささやかれ始めた。 有力なのは両院議員総会で菅首相の「党代表辞任」を求めるリコール運動だ。 小沢グループは衆参合わせて約120人の最大派閥であり、 鳩山氏との「小鳩枢軸」が復活すれば両院総会で過半数を占め、リコールが成功する。 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110414/stt11041401190003-n2.htm では、次に“菅降ろし”に成功して、小沢派主導の執行部を誕生させた後、 どう衆参のねじれを解消して、議会内多数派を形成するか。 小沢氏側近の山岡氏の動きが参考になるのではないか。 ■民主・山岡氏、公明幹部と会談 民主党の山岡賢次副代表は14日午後、 衆院議員会館で公明党の井上義久幹事長、漆原良夫国対委員長と会談した。 山岡氏側が申し入れたもので、山岡氏は福島第1原発事故への菅政権の対応を批判。 井上氏は「原発への対応はしっかりやるべきだ」と述べた。 山岡氏は、菅直人首相への批判を強める小沢一郎民主党元代表に近く、 公明党幹部との接触は臆測を呼びそうだ。(2011/04/14-19:38) http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011041400796 つまり、小沢派主導の執行部を誕生させた後は、公明党などとの中連立を実現することだ。 これで、議会内多数派を形成し、必要な政策を推進できる体制を構築できる。 これが現時点では最善のシナリオである。 |