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統一地方選挙前半戦、高知県議会に出馬して見事に最下位落選した。多くの支援者から熱い声援を戴いたが、私自身の地元高知での活動量不足はいかんともしがたく、ひたすら頭を下げて廻る日々だ。。。まことに申し訳ない。
4月16日の東京・明治公園の「脱原発デモ」にも行こうとしたが行けず、地元高知で、統一地方選後半戦の高知市議会議員選挙の対応に追われる日々が続いている。。。同デモ参加者からも、『もう東京に来るな!高知に居ろ。』と、お叱り(しっかり活動しろという声援)を受けた。。。反省・反省・反省だ!
高知では、有権者が南海大地震対策を気にする。その中で敢えて『脱原発!!』を掲げた政治団体「新党市民」だが名前の浸透すらままならない。しばらくは苦しい戦いが続くだろう。
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ところで、自分の選挙期間中から、小沢一郎氏の原発行政についての考え方が気になっていた。。。ネット上に4月16日のニコニコ動画生出演の情報は出ていたが、今日録画を見て、直に小沢氏の言葉を確かめてスッキリした。
彼は『過渡的エネルギー』と言う簡単なフレーズで、この困難な問題をあっさり片付けてしまった。片付けたと言っても、もちろん思考の範疇だけだが・・・政治課題と言うのは、理念・哲学が綺麗に整理されていないと現実問題処理には移れない。
やはり、小沢氏は大きい。。。彼以外に日本の将来を託すことの出来る政治家はいない。そのことを再認識させられた。
小沢氏の言葉で世間が注目している部分を抜粋すると
・・・ 原発事故と日本のエネルギー政策について ・・・
『自然災害と原発事故は根本的に違う。。。先ず放射能汚染の拡大を止める。そして将来のエネルギーをどうしたらいいか考える事が必要だ。』
『原発は、昔、国産のクリーンエネルギーだと言って始めた。原発を否定はしませんけど過渡的なエネルギーだと思っている。日本は化石燃料・石炭とか石油がないから過渡的に原発に頼らなければならなかったのは仕方なかったけれども、原発は高レベル(廃棄物)の処置の策がない。。。』
『40年・50年経てば廃炉にするのだが、どこに捨てるのか方法がない。科学技術庁の政務次官もやったが、あくまでも過渡的なものだと思う。太陽光だとか、本当の意味でのクリーンなエネルギーに本格的に移る以外ないと思っている。 』
・・・ なんとも見事な受け答えだ。
47歳のとき、若き自民党幹事長として勇躍名を馳せた小沢氏。。。それ以後、ずっと原発推進政党に身を置き続けた。。。その自身の経歴を認めながら、いとも簡単に「脱原発」の思想を言い抜いてしまった。
『どう説明するのか・・・』と、身構えて聞いていた私をして自分が情けなくなるほど単純かつ明快に、彼は『過渡的エネルギー』という言葉で日本のエネルギー政策の根本を整理してしまったのだ。脱帽だ。。。まったく大した政治家だ。
何はともあれ、これで、国民が小沢氏と一緒に脱原発社会を創る土壌が整った。私にとって、日本にとって、久々の朗報だった。めでたしめでたし。
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