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第2次補正財源に消費税増税を持ち出し政権延命工作に走る最悪 [震災後、菅首相の右往左往と日本の復興]
第2次補正財源に消費税増税を持ち出し政権延命工作に走る最悪 [震災後、菅首相の右往左往と日本の復興]
(日刊ゲンダイ2011/4/16)
さらに被災地をガク然とさせたのが、たった4兆円の1次補正予算だ。
今回の大震災の被害規模は、インフラだけで15兆円とも25兆円ともいわれる。
原発事故や放射能汚染の影響を入れると、その何倍にも膨れあがる。
本来なら100兆円規模の補正を組んで、最初にドーンと被災地に配らなければならないのに、
4兆円ぽっちのチマチマ補正では話にならない。
菅政権は6月以降の2次補正で復興国債を発行し、予算規模を大きくしようとしているが、
国債の償還の財源として「増税」を検討し始めたからメチャクチャだ。
「復興連帯税」なんて仰々しい名称プランも飛び出している。
早い話が、自分たちで財源をつくる能力がないから、財務省に言われるまま、消費税率を引き上げて広く国民から徴収しようというのである。
震災不況と自粛ムードの中で増税なんて、一体何を考えているのか。
法大教授の五十嵐仁氏(政治学)が言う。
「菅首相はもともと6月に消費税増税案を出すつもりでした。
震災直後のドサクサで野党に大連立を持ちかけた姑息さをみても、非常時を隠れみのに消費税を増税し、政権基盤を確立しようという意図を感じてしまいます。
そもそも、安易に国民から広く金を取ろうという発想が理解できない。
回り回って被災者や、その関係者から徴収してしまいかねないし、
ほかに取るべきところは山ほどあるでしょう。
例えば内部留保が244兆円もある大企業に国債を買ってもらうとか、
政党助成金をなくしたっていい。
米軍への思いやり予算を被災地に回す方が本当の思いやりです。
国民にお願いする前に、もっと努力すべきところはある。
第一、増税が財源では国民は納得しません。
国会が混乱して補正が遅れれば、被災者は救われません」
おまけに菅は、6月までに「復興構想会議」の答申を得て、復興を進めていくとか言っている。
シタタカな延命工作まで透けて見えるのだ。
自分の延命しか考えないバカ総理を一刻も早く代えないと、泣くのは被災者だ。
大マスコミは、現地は大変だと毎日報じながら、一方で無能首相の居直りを後押ししているのだからどうかしている。
これでは戦前のマスコミと何も変わらない。
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【私のコメント】
4兆円では話にならない。
非常時にはそれに沿うだけの出費が必要だ。
お金がないのならお金をつくればよい。
それができるのは国家だけだ。
日本銀行券を刷ればいいのだ。
金本位制と違って管理通貨制度では、日本銀行券に見合う金(きん)の引き当てを要求していない。
日本が潰れようとしているときに財政規律第一主義では何もできない。
このような超法規的措置は、アメリカの中央銀行(FRB)でもEUの中央銀行(ECB)でもすでにやっていることだ。
国内のストックが失われたのだから、今はそのストックを回復するためのフローを最大限拡大することが必要だ。
日本も国債の日銀引き受けを実施するべきだ。
国も債務残高は確かに増えるが、日銀がその償還を要求しない限り財政破綻は起こらない。
アメリカやヨーロッパがやっていることはそういうことだ。
しかも、そのことによって行き過ぎた円高を円安に誘導することができる。
菅直人という人災内閣がそのことに触れようとしないのは円高政策を採り続けるアメリカの逆鱗に触れたくないからだろう。
昨日のヒラリーと菅直人との会談にはそのことの確認もあったのだろう。
しかし今の日本はアメリカのご機嫌を取っているときではない。
アメリカもヨーロッパも紙幣を刷り続けて不況から脱出しようとしているときに、
未曾有の国難に直面した日本がそれと同じことをやってはいけない理由はない。
消費税を増税すれば日本はデフレに陥るだけだ。
景気回復は望めない。
日本の経済力は世界から一歩も二歩も取り残され、恐慌に陥るだろう。
80年前の昭和恐慌の時、時の大蔵大臣高橋是清のとった策を思い出すべきだ。
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