http://www.asyura2.com/11/senkyo111/msg/759.html
Tweet |
菅直人の狂気はどこからきているのだろう。狂人の心中を思いやっても仕方がないことながら、それでもクビを捻ってしまう。菅直人は、自分の延命と小沢一郎の封殺が絡み合ったよこしまな道をひたすら歩み続けている。
裁判官訴追委員長に前原前外相 民主、人事内定 (asahi.com 2011年4月17日)
民主党は15日、衆参両院議員で構成する裁判官訴追委員会の委員長に前原誠司前外相を充てる人事を内定した。在日韓国人からの政治献金を受け取ったとして3月上旬に外相を引責辞任してから役職に就くのは初めて。新設の衆院郵政改革特別委員長に内定した赤松広隆・裁判官訴追委員長の後任。
この人事にもまた菅直人の薄汚さが現れている。前原誠司は外国籍のおばちゃんから25万円の献金を受けていたことの責任をとって外務大臣を辞めたばかりである。その前原をどさくさ紛れに復帰させてしまった。参議院で問責決議を受けて官房長官を退いていた仙谷を、あっという間に官房副長官に起用したと同じ流れのようだが、これはもっとたちが悪い。
前原と同じ疑惑は菅直人にも持ち上がっていた。大地震の数時間前には辞職必至というところまできていた。104万円の献金を外国人から受けていたということが突如浮上したのである。菅直人は、震災のどさくさ紛れにその104万円を返してしまったが、その事実が消えたわけではない。
前原復権が通れば、自分の疑惑もうやむやにしてしまえるだろうという計算が働いている。愚かな国民に対して、免疫療法を施したということだろう。菅直人にとってこの人事はさらに重要な意味を持つ。これは2週間ほど前のある人事と一体のものであろう。
弾劾裁判長に牧野氏 (産経ニュース 2011.3.31 )
裁判官弾劾裁判所は31日の裁判員会議で、同日任期満了となる今野東裁判長(参院議員)の後任に、牧野聖修衆院議員を互選した。任期は4月1日から平成24年3月31日まで。
ご承知のように、弾劾裁判所はこの国で唯一裁判官を辞めさせることができる機関である。その弾劾裁判長に菅直人は牧野聖修を据えたのである。それからわずか2週間あまりで、前原誠司を訴追委員会委員長に配置した。弾劾裁判所は訴追委員会の訴追を受けて、裁判官の弾劾裁判を行うことになる。
菅直人にとっては、弾劾裁判所だけでは不十分だったのである。訴追委員会と弾劾裁判所の両方を握ってこそ、裁判所を牛耳れるのだ。小沢一郎の裁判を抱えている裁判官にとっては大きな圧力になるであろう。
・・・・裁判官訴追委員会HPより・・・・
(4) 訴追の請求
日本国民は、裁判官に弾劾による罷免の事由があると考えるときは、訴追委員会に、罷免の訴追をするように求めることができます。罷免の訴追の請求をするには、その事由を記載した書面を提出しなければなりません(弾劾法15条1項・4項)。なお、罷免の訴追を請求するための費用及び手数料は、不要です。
検察審査会にたいする請求よりもずっと簡単そうである。だれでも審査を請求できるのである。
(7) 訴追委員会の決定
決定の結果は、訴追請求人に通知します。ただし、前記のとおり、訴追委員会の議事は、公開しないことになっていますので、決定の理由は明らかにすることができません(弾劾法10条3項)。
訴追委員会の決定に対する不服申立の制度はありません。また、司法裁判所は、訴追委員会の決定の当否について裁判権を有していませんので、決定の取消し等を求めて裁判所に対して訴えを提起することもできません。
議事が非公開ときている。決定の取り消し請求もできない。だれでも悪意をもって裁判官の弾劾を請求できる。訴追委員会は秘密で議事を進められる。弾劾裁判所には悪意のある議員たちが待ちかまえている。裁判官に対する心理的圧力はいかばかりか。牧野聖修は狂信的な小沢嫌いである。前原誠司も反・小沢である。
菅もこんなポストで前原を懐柔できるとは思うまいが、それでもなにがしかの恩は売ったと考えているだろう。大地震発生後、無為無策、無能の極限を晒し続けている菅直人であるが、その間小沢一郎封殺の手配りだけは怠らないでいる。
もはや政治空白を避けよ、などと言っている場合ではなくなった。衆議院は国民の生活と、民主主義の政治を大事に思うなら、1日も早く内閣不信任を議決せよ!参議院も問責を決議せよ!どうせ政治は空白なのである。ことここに至っては、解散・総選挙など怖くはない!政治空白よりも、菅政権の存続の方がよほど害が大きい。
http://yamame30.blog103.fc2.com/
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK111掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。