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東日本大震災があって「自粛」ムードが日本国中を覆った。先の統一地方選でも、選挙運動の極端な「自粛」が見られ、マスコミも報道を控えた。マスコミは繰り返し、日本は一つ、必ず復興は出来る、みんな頑張っている、というようなメッセージを流し、そういう趣旨に立った「ニュース」番組を茶の間に届け続けている。
非常時日本、この経験を日本人は遠くない過去に持っている。その時、われわれ日本人は「一億火の玉」を誓い、贅沢は敵だとし、誰もが国の方針に従って戦争遂行することが当然視された。国体を揺るがすような政治活動は禁止され、体制翼賛会だけが残った。
あれから七十年、日本はどれほど変わったのか?
確かに軍部ファシストの存在は無い。しかし無能な政治家が強欲な資本と官僚支配の前に排跪し、マスコミが国民を愚民化して操作する姿は全く変わっていない。
家に帰れない十数万人の被災者をはじめ、国民全員にとって今ほど政治が大切な時は無く、その姿が問われる時はない。震災前から国民に多くの不満不信をつのらせてきた菅政権、震災後どのような動きをとってきたか。もう、トップがくるくる変わっては外国や世間にみっともないという理由での、例え国民の支持率がゼロパーセントになっても続けるなぞという政治はたくさんだ。
政治活動自粛なぞは、権力者本位のミスリードでしかあり得ない。
今日、16日、二見伸明氏が呼びかけた「脱原発社会を作ろう!」デモに参加してきた。桜の花びらが舞い散る原宿・渋谷方面を元気に行進した。11時半にはもう出発していて、走って追いかけて隊列の一番後ろに入ったが、後で気がつけばその後ろにも長い列が出来ていた。これまでの小沢支持デモに比べ、若い女性の参加がぐっと増えているのが目についた。
国民は政治参加が出来るのだ。
マスコミその他のミスリードに惑わされず、自分の思いを政治にぶつけるべきだ。
福井孝典ホームページ http://plaza.rakuten.co.jp/fukuitakanori/diary/?ctgy=1
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