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もうアカン!谷垣氏、菅首相に退陣要求
http://www.sanspo.com/shakai/news/110415/sha1104150505010-n1.htm
2011.4.15 05:04 :サンスポ
自民党の谷垣禎一総裁(67)は14日の記者会見で、東日本大震災や福島第1原発事故への菅直人首相(64)の対応を批判した上で、「自ら出処進退を判断する時期に来ている。これ以上この体制でいくのは国民にとって極めて不幸だ」と述べ、退陣を要求した。また自民党の伊吹文明元幹事長(73)も同日の伊吹派総会で、「菅内閣の存在そのものが大災害」と断罪するなど、野党側から一斉に「辞めろコール」が噴出した。
会議や対策本部が乱立、権限が不明瞭な特命担当相や内閣官房参与を任命し、情報の錯綜と指揮命令系統の混乱を招くなど、なにもかもがダメ。自民党の谷垣総裁が強い口調で菅首相に退陣を要求した。
「首相自ら出処進退を判断するときだ。東日本大震災への対応を見ると、これ以上、この体制でいくことは国民にとって極めて不幸だ」
さらに、谷垣氏は「泰然自若としていなければならないリーダー(首相)が、木の葉のごとく反応しているだけだ」と強調。衆院での内閣不信任決議案や参院での首相問責決議案の提出について含みを持たせ「私も憲政の常道は何かよく考えたい」と民主党への下野も求め、自身が政権を担う考えも示した。
菅首相は、実際のところ混乱の元凶となっている。前日(13日)に松本健一内閣官房参与(65)と会談した際、菅首相は福島第1原発周辺での居住が長期間困難になるとの認識を示したとされ、「被災者の心が分かっていない」と野党側はもちろん、当該地域の被災者から不信を買った。
枝野幸男官房長官(46)は14日、「首相は、そのようなことを言っていないということだったが、結果的に心配をかけ遺憾に思う」と陳謝した。
また、菅首相は今月10日に宮城県石巻市の被災地を視察した際、関係者らに「石巻を一番に考えてます」などと発言。同市以外の被災地の首長らを激怒させている。
こうした不手際に、自民党の伊吹文明元幹事長(73)も14日の伊吹派総会で、「菅内閣の存在が日本の大災害」と批判。さらに西岡武夫参院議長(75)も14日の記者会見で、菅首相に「お辞めになったらいいのではないか。リーダーシップを持った方がやるべきだ」と首相交代に踏み込んだ。
菅首相は14日夜、官邸から公邸に帰る際、記者団に「野党から退陣要求が出ているが」と問われたが、無言だった。
そして、「無責任な政府の対応」に怒る小沢一郎元民主党代表(68)が14日、近く菅首相に会談を申し入れる方針を固めた。小沢氏周辺が明らかにした。自称“一兵卒”であり、ましてや自身の政治資金問題であれほど会談を嫌がっていた小沢氏が動くのだから、よほどのことだ。
菅首相の対応次第では、内部からも倒閣の動きが強まる恐れがあり、緊迫した局面も予想される。
★それでも守る!?
敵からも身内からも強烈な“口撃”を浴びる菅直人首相に、仕える枝野幸男官房長官(46)は防戦一方、火消しに躍起だ。14日も各方面から噴出する退陣要求に、記者会見で「さまざまな意見を受け止めながら、しっかり責任を果たしてまいりたい」と退陣を否定。民主党の岡田克也幹事長(57)も記者会見で「首相と与党が一体となって頑張っているときに、首相を代えようという意見が出ること自体、被災者に失望感を与える」と反論した。
(紙面から)
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