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13日朝刊2面【総合・政治】
菅直人首相が細野豪志首相補佐官を福島第1原子力発電所問題を担当する閣僚に起用する――。与野党に12日、こんな情報が駆け巡った。出所は首相から電話を受けた公明党幹部。与党や自民党に事前の相談はなく、民主党幹部や首相周辺は火消しに追われた。「細野原発相」の発端は公明党が12日午前に国会内で開いた幹部会。斉藤鉄夫幹事長代行が11日に首相から電話で「細野氏を原発担当相にしたい」と伝えられたことが話題になった。斉藤氏は公明党の原発災害対策本部長。政界に数少ない東工大卒の首相の後輩だ。首相は11日に、海江田万里経済産業相に「原子力経済被害担当」を兼務させたばかり。慌てたのは民主党幹部や首相周辺だ。岡田克也幹事長が速報を伝え聞いたのは与野党の震災対策の実務者会合に出席中で、記者団には「ガセだ。そういう事実はないと聞いている」と否定。安住淳国会対策委員長は「様々な誤解が生じたのかもしれない」と弁解した。細野氏本人も周囲に「何も聞いてない」と打ち消しに努めた。
これは一体どういうことなんでしょうか、全く理解不能です。
幹事長が首相の発言を「ガセ」だって言ってるのですが、公明党がウソを言ってるのか、それとも菅首相が勝手に言ってるのか、どちらかしか考えようがありません。
そもそも、菅首相は東工大後輩の斉藤氏の携帯に度々電話してアドバイスを求めていたそうで、これもよく分からない話です。
百歩譲って同窓なら与野党関係ないってのも結構ですが、首相が原子力事故のブレーンとして集めた教授たちも東工大出身だってのですから、そんな学閥的な権威主義に日本のトップリーダーが縋るというのはどうなんでしょう。
おそらくは、自分の決心、判断に自信がないので、こうした人たちに頼ろうとするのではないか、斎藤氏に対しても首相の心の拠り所として電話しているのだと思います。
果たしてこれは「ガセ」なのか、菅首相は昨日の会見で「細野首相補佐官にも、統合本部の事務局長という形で取り組んでいただいてきております。そうした体制について、まだまだ大きな仕事をこれからもやっていただかなければならない」と否定していません。
従って「ガセ」じゃないんでしょう、細野氏本人どころか党内にも相談せず、自分の決断の根拠とするため「大学後輩」の助言を仰いだ、そんなところが菅氏の胸の内でしょう。
原発事故よりも、我が国の政権中枢が恐ろしいことになってます。
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