http://www.asyura2.com/11/senkyo111/msg/527.html
Tweet |
http://blog.goo.ne.jp/akiko_019/e/e40e3183d569d30add0a39dc0ae62132
olive-x より
http://www.olive-x.com/news_30/newsdisp.php?n=106947
【選挙が終わるとレベル7=最早世界の笑いもの!】
原子力安全・保安院によると、福島第1原発事故による放射性物質の放出量はチェルノブイリ原発事故の1割と推定。大気中放出量について保安院は37万テラベクレル、原子力安全委員会は63万テラベクレルと推定。レベル7の基準である数万テラベクレルを大きく上回る。
チェルノブイリ原子力発電所事故では、広島に投下された原子爆弾(リトルボーイ)級の戦術核兵器に換算して約500発分の核攻撃に相当する量の核分裂生成物が撒き散らされたとされており、仮に福島第一原発の放出量がその1割とした場合、広島型原爆50発分の核分裂生成物が撒き散らされたことになる。
事故当初より気象庁では、核分裂生成物の拡散シュミレーションを行なっていたが最近まで公表されなかった。最近になって公表されるようになり、現実に広い範囲に核分裂生成物が拡散していることが分かっている。現在の福島第一原発は、事故より1ヶ月が経過し、所謂、崩壊熱こそ減少しているものの依然として事故収拾の目処はついていない。
タービン建屋周辺に高濃度の汚染水が溜まり、作業できない状況にあることから、この高濃度汚染水を敷地内の別の貯蔵施設に移送する作業が始まっている。
東電としては、高濃度汚染水を取り除いた上で、新たに各所の線量を測り、作業を進めることを検討しているものと思われる。
同時に高濃度汚染水の分析も進めており、今後除染装置をどう組み入れるかの判断材料にするものと見ている。現状の圧力抑制室に溜まっている水を汲み上げ、除染装置と冷却装置を経由し、循環させる残留熱除去系を復旧させるのか、あるいは外設で新規に除染・冷却システムを導入し、圧力抑制室から冷却水を汲み上げて、再び注水するのか、あるいは一旦貯蔵施設に移送した後にサブシステム形式で、そこから除染システムを経て、冷却・注水するのが判断が分かれることになる。
なお、昨日、窒素ガスを注入したが一定程度漏れていることが判明し、是で1号機2号機3号機ともに圧力容器・格納容器の損傷が確実となった。
簡単に表すれば、全機ともに完全ではない状況と評価できよう。
更に1号機の圧力容器の圧力が上昇するなど説明でき難い不定愁訴もあり、依然として予断を許すことが出来ない状況下にあることだけは確実である。計測データも繰り返しミスや計器不良を事由に訂正され、また、昨日窒素ガス注入に際し多くの識者が窒素ガス注入で内部の蒸気等が出てくるので、一時的に線量が上昇すると説明したが、モニタリングポスト数値に変化がないなど説明でき難い状況が継続している。
原子力安全行政を司る原子力安全・保安院の西山審議官は、是までのレベル5を一気に7に上げ、是はようするに白旗を意味すると見ている。しかしながら、出ている事実から、福島第一原発事故の情勢が思わしくないのは確実で、ここで「7」を宣言したのは遅きに失したと云えよう。
なお官邸は、全く機能しておらず、災害の復旧は、原発同様に先が見えないものとなっており、ひとことで云うなら使い物にならない。
要するに選挙が終わるのを待ってレベル7を公表したのだろう。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
最早世界の笑いものである。
皆さんのご意見もお待ちする。
オリーブ拝 ( 2011/04/12 18:30 )
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK111掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。