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夕方、政府が改めて、計画避難区域の発表をした。早い話が、今日まで、福島県内に残った地域住民らは高い放射線量を浴びながら生活を続けていたという事だ。
特別な避難の指示もなく、「安全、安全」と言い続けながら、事故後1カ月も経った、今更、曖昧な指示を出す。
「国に裏切られた!」と怒りの声が上がるのは当然の事だ。
1カ月を目安に避難するように求められたところで、住民としては補償の問題や戻れる当てがあるのかどうかもわからないままに、不安は益々募る一方だ。
「『大丈夫、大丈夫』と言う一方で避難しなさいでは、計画避難とか緊急避難と云おうが意味がよく伝わらない。どうにか避難所生活にも慣れてきたところで、またバタバタとする羽目になる。流浪の旅だ。
「いい加減にしてくれだ!」
全く以て、計画性など無いままに、右往左往するくせに、初めから「計画」などと、如何にも対策を練りに練っているような誤解を招く表現はするなと言いたい。
癌直人首相は福島、茨城県で起きた震度6弱の地震が理由で会見を取りやめたが、時間を遅らせても、総理自身から直接伝えるべきではなかったか。
肝心な事の出来ない人間だ。
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