http://www.asyura2.com/11/senkyo111/msg/393.html
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自民党の伊吹元幹事長が「一度に2つ、3つのことができない人はリーダーになるべきではない」と菅首相を批判している。震災発生以来次々と対策本部を立ち上げたり、内閣参謀を6人も増やしたりしながら、それらに対して適切な指示を出すわけでもなく、執務室にこもっていた菅首相。どちらかというと、「一度にいろいろやろうとして、結局どれもちゃんと出来ない」という感じだが、こんなことだけはちゃんとやっていた。
菅首相、在日韓国人からの献金104万円を返還
菅直人首相の資金管理団体「草志会」(東京都武蔵野市)が、在日韓国人系金融機関の元男性理事から献金を受けていた問題で、首相側がこの男性が韓国籍であると確認した上で、先月14日に献金計104万円を返却していたことが8日、分かった。産経 2011/04/08
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/501512/
そして、週刊文春の記事によれば、震災の翌日という危機管理上極めて重要な日に、その「献金韓国人」の男性に「口止め」の電話をしているのである。何のことは無い、自分の地位を守るための危機管理だけはちゃんとやっていたのだ。この日この男は福島第一原発の視察を強行し、その事故対応を遅らせたが、頭の中はそのことで一杯だったのだろう。こんな男が日本のリーダーなのだから情けなくなる。
リーダーといえば、昨日のテレビで山口組6代目の司忍組長が出所したニュースを見た。たまたま、家族で見ていたのだが、息子は「かっこいい」と言い、妻は菅さんよりあの人の方がええんとちゃう?」と言う。暴力団の組長をほめる気はないが、ある種のカリスマ性を感じるというか、極道の巨大組織を率いている凄みを感じる。やはり、映画や芝居の中の極道とはずいぶん違う。実際、この男の出所で組の結束が強まるとする見方もあるようだ。
阪神大震災が発生した時に行政より早く総本部を解放して水の配給や炊き出しをしたりしたことは有名だが、これは5代目渡辺芳則の時代である。自分の思いつきか誰かの進言かは別にして、直ちに判断して指示を出したのは渡辺自身である。これがリーダーシップというものだろう。この時は被災者から感謝の声が上がったそうだが、もし、渡辺自身がこわもての取り巻きに囲まれて、炊き出しの現場に顔を出していたら、みんな怖がって近寄らなかったことだろう。余計なことをしないのもリーダーだ。
菅首相は、今日も自衛隊の飛行機とヘリコプターを乗り継いで被災地の視察に行くらしい。いくら彼が無神経でも、いまさらこれで支持率が上がるとは思っていないだろう。それより、いま自分が何をしていいのか判らなくなっているのではないか。人の話を聞かない首相が、無駄な組織を次々に作って既存の情報網をずたずたにしたのである。自分に的確な情報が入ってこないのは当たり前だろう。いま首相として彼がするべきことは、「何もしないこと」である。それが一番日本のためになる。
http://akiran1969.iza.ne.jp/blog/
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