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放射能は大丈夫だ。恐がるのは非科学的だというひとがいくら叫んでも、人々は恐怖し怯える。なぜなら経験値が極めて少なく、極めて短期間であるため、データの蓄積がないので、所詮推論でしかないからである。
買収されたとか金で転んでいるとかいうのは下品である。しかし大学の研究費やマスコミの広告料、そして評論家の講演料(果ては総会屋対策)に巨額を投じて原発を推進してきたのが電力会社であることは事実である。能書きたれている偉そうな先生たちは、当たっているともいえるし当たってないともいえる。安全だともいえるし安全でないとも言える。しかし現に放射能は大気中に出続けており、汚染された水は垂れ流されているのも事実である。
問題は一点である。それは政府、安全院、東電、学者がいう微量という言葉を誰も信じていないことである。つまり彼らの言語が貧しく誠意がないことに尽きるのである。豊穣な言葉で真心をもっていえば人は信用する。収斂するとか直ちに影響は無いとかいうが、いった直後に現実がそうでない事実を示すのを繰り返す。
この言語の貧困と不誠実こそが、すべての要因である。天災は諦めがつく、しかし不誠実な言語は人々を不安にさせ、諦められない不快な気持ちにさせる。それが風評被害を生み出し、世界中に拡散している。日本で生産されたものに世界がエスケープすることを極端だと笑っているが、具体的に日本の物が売れなくなっている。風評による買い控えや買占めはいくら否定しても現実に起きている。ドイツでは日本人子女が苛めにあっている。
間違っている非科学的だと先生たちは冷笑する。でも風評はもう止められない。「微量の」放射能が北半球を多い尽くしている。海洋が「微量」の放射能で汚染されている。その張本人が、それを「微量」というだけで世界は納得する筈もないのだ。
たった一言謝罪したのち、「危険ではあるが、防止したい」という「しか」ないとおもう。正しく誠実な答えと精緻な観測データを毎日示しかない。この期に及んで言い訳をいっても始まらないのだ。福島第一原発の惨状をありていに語ることから始めるしかないのである。
疑心暗鬼を招かないために、直後に原発を目撃した人の話をする。「敷地内では建物に自動車が突き刺さり、打ち上げられた強大な魚の死体が腐り、上空では烏がそれを狙っていた」、、、という。
まさに不吉な死の情景である。そういう情景を変えることは困難であるが何とか食い止めたい、、、それだけ言えばいいのに、ワンパターンの言い訳に終始している会見に諸外国は愛想をつかし、しかたなく独自の推論を展開しているのだ。それが正しかろうと間違っていようと、一度刷り込まれた原発事故列島のイメージは何十年も消えることは無い。
http://blog.livedoor.jp/shunzo480707/
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