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【東日本大震災】岡田氏が被災地視察 「菅抜き」阻止の動きで四面楚歌
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110408/plc11040822500035-n1.htm
2011.4.8 22:46 :産経新聞
民主党の岡田克也幹事長は8日、東日本大震災の被災地・岩手県宮古市などを視察した。岡田氏の震災関連視察はすでに6度目。復旧・復興対策を優先させる姿勢の表れとも言えるが、党幹事長として、統一地方選第1弾の投開票(10日)直前に選挙区入りしない「原理主義者」ぶりに、党内外から冷ややかな目が向けられているのも事実だ。(宮下日出男)
岡田氏は7日夜に岩手県盛岡市入りし、震度5強の余震に見舞われた。
「かなりの規模の補正予算を組み、復興に向けた基本的な法制を作る。被災地が希望が持てる状況を作っていきたい」
一夜明けた8日朝、岡田氏は防災服姿で岩手県庁を訪問し、民主党の小沢一郎元代表に近い達増拓也知事と面会した。総額4兆円規模の平成23年度第1次補正予算のうち、1兆5千億円を公共事業につぎ込むことも伝えた。
岡田氏は週末ごとに被災県に入り、被災者や東京電力福島第1原発事故による避難住民、風評被害を受ける農家の話を聞いた。9日には、宮城県気仙沼市、南三陸町などを訪れる。
震災対応に力を入れる岡田氏だが、実は、党幹事長としての真価を問われる立場に置かれている。
統一地方選第1弾では、与野党対決型の北海道、東京都、三重県の3知事選のうち、民主党系候補が望みを託せるのは岡田氏の地元・三重のみ。その三重に岡田氏が入ったのは1度だけだ。党幹部は「せめて三重だけは取らないといけないのに信じられない」と、岡田氏に疑問を投げかける。
「結果は結果として率直に受け止めるしかない」
7日の会見で三重県知事選で敗れた場合の責任を問われた岡田氏は淡々とこう答えるだけだった。
震災対応でも、野党からの信頼を失いつつある。岡田氏が重視する与野党の震災対策合同会議では、会合をきっかり1時間で打ち切る岡田氏の杓子(しゃくし)定規な議事進行ぶりが批判の的となった。
一方、大連立論に懐疑的だった岡田氏は、首相続投を前提とした大連立に舵を切った。周辺は「岡田氏は組織に忠実な人だから、党代表の首相に即した動きをする。そこは仙谷由人官房副長官と違う」と解説する。「菅抜き」も視野にあるとされる仙谷氏と齟齬(そご)が生じ、小沢系議員たちも冷ややかな目を向け、四面楚歌(しめんそか)の状況に置かれている。
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