http://www.asyura2.com/11/senkyo111/msg/317.html
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悩みぬいたあげく、転載することにしました。
阿修羅にも転載されていた下の記事を読んだことが大きかったです。
理工系の退役者へ) 「福島原発暴発阻止行動隊」という呼びかけが届きました #fukushima #veterans RT @tiniasobu
↓
http://ankei.jp/yuji/?n=1382
山田恭暉さんのことを思うと、激しく胸が痛みます。
なにも、
世川行介さんが言っておられたように「喉元に刃を突きつけられたような気持ち」
になど、なったわけではなく、あーやはりこういうことを始める人が出てきてしまった
という思いです。それはやはり、3・11直後に書かれた副島隆彦さんのかなり高揚した
呼びかけからも、予感されていたことだったように感じられます。
「我々を使え!!」という公式なアナウンスに、現政権がどう反応するか、無視するのか? それとも巧妙に利用するのか? わかりようもありませんが、
ここまで、つきつめて行動を選択している人たちのことが、気になってしようがないのです。
転載責任:井ノ子俊一@長崎県島原半島
http://www.facebook.com/profile.php?id=100001974516356
届いている提言と行動について / 三上 治
届いている提言と行動について
三上 治
2011年4月3日
宮澤賢治の童話に「グスコーブドリの伝記」がある。
よく知られた作品なのでストーリを紹介する必要はないと思うが、
その結末で主人公のブドリは死を覚悟して火山を爆発さ
せるに行く場面がある。これは美しいが、また胸のつかれる
物語である。作品からは賢治の祈りが伝わってくる。
これを想起させるような提言が届いている。
発信者は僕よりは少し上の安保闘争の担い手だった山田恭暉
さんだ。東大工学部卒業後はS金属で諸々のプラント建設など
に携わった技術者である。
提言は「冷却機能の復旧作業を高濃度の放射線源により
汚染された環境下で行う老人部隊の結集」である。
僕は技術者でないから補助作業しか出来そうもないが、
この提言は重大な内容をもつものと思っている。
東日本大震災の救援や復旧活動の中で現在の最大の課題として
福島第一原発の爆発を防ぐことがある。
東電会長も語ったように第一原発の1〜4号機が廃炉になる
ことはすでに国民的合意といえる。他の号機や原発のことはともかく、
これらを廃炉にするためには長期の時間が必要である。
これは周知のことである。
だが、そのためにはその間に原子炉の爆発や炉心溶解を防ぐ
課題がある。
現在、1〜4号機は炉を水で冷やす緊急措置を講じている。
これが緊急措置以上のものでないことは明瞭である。
政府や東電の情報以外に信ずべき情報はなく、憶測や伝聞で
事を論じたくないが、長年の原発事業《設計・建設》、あるいは
それに関連するプラント建設などに携わってきた人々の知見や
情報によれば、現在が予断を許さない状態にあり、それを脱するには
炉の冷却機能復旧が不可欠であると言っている。
そして炉の冷却機能復旧には本格的な作業とその体制が必要
である。
だが、この作業体制の構築と持続はおぼつかないのが現状
ではないかと推察する。作業には放射線による被曝という障害が
あるためだ。
だから、専門家《技術屋》を中心にした炉の冷却機能の回復作業を
担うメンバーを結集し、部隊《作業チーム》を編成して
事態に対応するというのが提言である。
この作業は政府や東電がやるべきことである。だが、彼らに
任せておくには不安であると判断している。
政府は原子炉の現状を公表し復旧作業にあたるメンバーの
公募に踏み切れといいたい。僕らはそれに応じるメンバーの結集
を図る努力をしたい。
専門家・技能者が必要であること、また被曝にさらされる危険が
あることは困難なことだが、これは突破する一つの道の提示である。
もう遅いのではないか、自衛隊にという意見もあるが、
自発的意思(志願)による面々で担う道を模索したというのが
僕の意見だ。僕は提言に応えたい。
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