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自民:大連立応じず 谷垣総裁、復興に閣外協力
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110407k0000m010105000c.html
毎日新聞 2011年4月6日 21時44分
自民党の谷垣禎一総裁は6日までに、民主党との「大連立」に応じない方針を固めた。大連立を巡っては自民党内で賛否が分かれており、菅直人首相が退陣する保証のないまま連立に踏み切れば、地方組織や支持者の理解を得られないと判断した。東日本大震災の復旧・復興対策については政府に協力するが、菅首相から入閣要請があっても応じず、数次にわたる11年度補正予算案の編成には野党の立場で協議に臨む構えだ。
谷垣氏の拒否に民主党内には失望が広がる。参院で野党が過半数を占めるねじれ国会のままでは、復興のための増税など難問が山積する震災対応を乗り切れないという認識があるためだ。菅首相が障害になるなら、「菅抜き大連立」を探ろうという動きは今後も民主党内でくすぶりそうだ。
民主党幹部は「菅首相が辞めれば大連立がうまくいくという点で、仙谷由人官房副長官と自民党の大島理森副総裁、石原伸晃幹事長の考えは一致している」と語る。自民党の中堅衆院議員は「これからは菅さんが辞めるように民主党内世論を高めればいい」と指摘する。
◇「菅抜き」模索 今後も
自民党の大連立拒否は「菅首相でなければ応じる」という含みも残している。民主党が統一地方選で敗北すれば首相の責任論が再燃するとみられ、選挙に負け、大連立も成功させられない首相という「合わせ技」で党内の不満が一層高まる可能性もある。
菅首相は「菅抜き」を模索する動きに警戒を強めている。首相に近い党幹部は「首相が谷垣氏に大連立を申し入れたのは仙谷氏と大島氏の動きを警戒したからだ」と解説する。菅首相を中心とした救国内閣を提唱してきた国民新党の亀井静香代表も6日の会見で「こんちくしょうと思っても非常時だ。菅首相を辞めさせられるわけがない」と「菅抜き」をけん制した。
一方で、自民党側はこうした民主党内の駆け引きには距離を置きはじめている。菅首相は結局、自発的には辞任しないとの見方も強く、「民主党に菅降ろしができるのか」という待ちの姿勢だ。石破茂政調会長は記者団に「政策協議なしの大連立はあり得ない。(菅首相は)本気度がない」と不信感をあらわにした。自民党幹部は「こんなふうになった以上裏ではできない」と語り、水面下で工作を進める段階でもないとの認識を示した。【野原大輔、朝日弘行】
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