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今回の大地震後、私は、地震発生以降、毎日、四六時中行われている、この地震の報道、政府・東電の記者会見等を聞いているだけですが、海外の友人から“日本は沈没している、頑張ってくれ”と言っているのに比べ、日本の報道の、いい加減さには、気が滅入る一方です。
特に菅首相の記者会見を見ると、最悪の内閣時に最悪の事態が発生したとしか考えられません。
田中康夫議員と下地幹郎議員が支援物資を持参して被災地へ到着したとのニュースを聞き、国会議員である彼らの行動に、少し希望を持ちました。
これに比べ、この大変な事態の中、防衛大学校の卒業式に出席したと言う菅首相の行動に現われる彼の首相としての責任感の無さには、大変な危険性を感じています。
また、放射能汚染に関しての政府やNHKの説明は、危険で無い、安全だに終始しています。本当に安全なのでしょうか。
放射能汚染から農産物の出荷禁止をしましたが、土壌の汚染はどうなるのでしょうか?
人間の汚染はどうなるのでしょうか?
この未曽有な災害は、甚大な被害だけではなく原発問題を伴っており、日本にとって現代の戦争とでもいうべき物です。
そして、この災害を戦争として捉えれば、この戦争には、3つの戦場があります。
それらは、地震津波の被害、原発問題、電力制限下での後方支援、の3つの戦場です。
そして、これら戦場の戦略目的は明確に異なり、従って対応策・責任もまるで異なります。
これらを束ねるのが首相の役割であるべきです。
しかし、政府の記者会見では、政府は、これらを区別せず一緒くたにしており、従って責任の所在が極めて不明確です。
近頃は、東電の責任という言葉が多く聞かれるようにもなって来ました。
まるで、将来の責任逃れの布石を打っている様でもあります。
ますます責任の所在が不明確になって来ています。この現代の戦争終了後に、一億総懺悔は、絶対有ってはなりません。
世が世ならクーデターが起きてもおかしくないと思います。
民主党の国会議員の皆さんに、お願いです。貴方がたは政権与党の議員です。
この頃、内閣の各大臣の記者会見は、悉く選挙運動の様にも聞こえますが、それ以外の民主党議員は、今、何をしているのでしょうか。
過日の民主党大会で岡田幹事長は、党の代表である菅首相が決めたのだから、民主党国会議員は黙って付いて来れば良いと言う意味の発言をしました。
貴方がた民主党国会議員は、この国難と言うべき戦場で、今でも、そう思っているのでしょうか?
貴方がたが黙っている限り、緊急を要する連続した施策が必要な中で、菅内閣は失策に失策を続け、最後に一億総懺悔と言い出すのでは、ないのでしょうか。
今、民主党の国会議員に必要な事は、この地震に対する内閣の施策が、国民の生活が第一という民主党のスローガンに照らし合わせ、国民に対し本当に責任を持てるのか、という判断と行動だけで良いのでしょうか?
むしろ、真に必要な事は、この国難と言うべき戦いを、国民の生活が第一という民主党のスローガンに照らし合わせ、貴方がたが選んだ首相が、本当に、陣頭指揮できるのかどうかを判断する事が貴方がたの責任ではないのでしょうか。
しかるべき人材を立て直し、首相にする様な、政治的クーデターが必要ではないのでしょうか。
この地震が起きた際に、ある政治評論家が、これで菅内閣の延命が出来るだろうと発言していました。
普通でいえばそう言う事でしょう。
しかし、選挙で一票を投じるしかない国民の1人としては、この菅内閣では、日本の将来は大変危ういと感じるのです。
私達国民は、菅直人を首相に選んだ訳ではありません。私達は、民主党に政権を与えるとしたのです。
国会で菅直人を首相に選出したのは、貴方達、民主党の国会議員です。
その意味で、貴方達、民主党国会議員は、菅首相で本当に、この国難を乗り切る事が出来るか判断すべきです。
もし、彼がふさわしくないなら、早急に、首相を変えるクーデターを起こすべきです。
もし、今もって、彼がふさわしいと判断すれば、貴方がたは、菅政権の全ての失策に対して責任をおうべきです。
今、多くの国民は、ケネディーが言った様に、国家の為に我々は何が出来るかと考えているのではないでしょうか?
民主党の国会議員の責任は、今、黙っていないで、貴方がたが選んだ首相に、本当に、この国難と言うべき戦いを指揮できるのかどうかを判断し速やかに行動する事では無いのでしょうか。
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