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歴史は繰り返すというが・・日本近代ほど顕著な国はない。民族性にあるのか、政治の民度にあるのか、文明の受け入れ方にあるのか、その複合劣化を増殖させているのが官僚機構なのだろう。
計画停電の空は・・60年前の立山連峰の夜空のように星が奇麗であった。不謹慎だが、福島原発の暴走のおかげで、日本人が忘れてきたものを思い出すようであった。
[星は何でも知っている〜]とロカビリーの唄にあわせて疾走し続けた「戦後復興の時代」があった。そして今[~いいえ誰でも・・(金子みすず)]の詩をささやかれながら、繰り返される復興惨劇の更地に立たされている。東北関東震災と東電原発人災は「文明シンドローム」として、後世の人は「平成復興の時代」として振り返るのだろう。
戦後の日本人が広島=原爆敗戦という「文明シンドローム」を振り返ったように・・福島=原発敗戦も同じ歴史の俎上にある。マッカーサー進駐軍と同じように・・サルコジ大統領が原発進駐軍のごとく「アレバGHQ」引き連れておる。
なぜ繰り返すのか?
繰り返すたびに特攻隊を組織動員しておる。
戦時大本営と同じ愚を、菅大本営は演じておる。
軍人の処世か、東条英機は首相の座を敗戦処理内閣=鈴木貫太郎に託した。
ゼロ戦という近代機に乗り込んだ前近代的特攻が、同じく、原発という近代炉への前近代的特攻が福島でも繰り返されている。
この国の近代主義は文明開化以来~往復の燃料を積まない片肺飛行をつづけていまいか。離陸思考だけの、着陸思考不全の文明便利弥=政治官僚弥の日の丸特攻機である。
この国の産業立国思想は、ブレーキの踏み方を教わらない高齢者ドライバーの、オートマチック車のようなものだ。
この高齢者ドライバー(政治家・官僚・財界人・マスコミ)から利権免許を取り上げる時期にきてはいまいか。免許更新のカリキュラムは既存講習=既存政党ではダメである。
救国大連立=菅延命・政治出動などでは・・地割れを起こし民衆の心の舗装はできまい。
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