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http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20110331-01-0702.html
「震災で協力」を口実にして大連立を狙う自民“冷や飯組”
2011年3月31日 週刊文春
いまだに収束のメドさえ立たない福島原発事故。国家崩壊の危機を横目に、政界ではなお、自分のポストや活躍の場を求めるベテラン議員たちが企む「大連立」シナリオがくすぶっている。目立つのは自民党で冷や飯を食っている「元幹部」の動きだ。
「なんで、断るんだ!」
谷垣禎一総裁が菅直人首相からの入閣要請を断ったと聞いて、思わず叫んだのは古賀誠元幹事長だ。古賀氏は東日本大震災の直前には、救国内閣を説く国民新党の亀井静香代表、自民党の山崎拓元副総裁と会談。小沢一郎元代表のグループとも連絡をとっているとされる。
自民党幹部が解説する。
「古賀氏は谷垣総裁の出身派閥の長だが、谷垣氏は人事を古賀氏には一切、相談しなかった。その後も何の連絡もなく、古賀氏の恨みは深い」
古賀氏が「大連立」に奔走するのは、自らが与野党をつなぐ役割を果たすことで、復権につながるとの読みからだ。
あきらめきれない古賀氏は、震災から六日後、古賀派の会合でこう発言した。
「首相官邸は危機管理ができていない。各省の事務次官会議をやったらどうかと提言した方がいい」
その直後、政府は被災者支援を目的に事実上、事務次官会議を復活させた。次官会議を復活させた仙谷由人官房副長官は自民党の野中広務元幹事長と連絡をとっている。
「古賀氏は自分の提言が野中―仙谷ルートで官邸に届いて、実現したと自負しているのです」(自民党関係者)
もう一人、自民党で「大連立」に動く“冷や飯組”が加藤紘一元幹事長だ。加藤氏からみても、かつて同じ派閥で格下の存在だった谷垣総裁から何の相談もないことが面白くない。その加藤氏が突然、自民党本部に顔を見せ、谷垣氏と面会したのは大連立騒動の直前だった。加藤氏は十年前から「私は菅さんと携帯電話で連絡が取れる仲」と自負してきた。
「古賀氏とは関係なく、勝手に自分が官邸との間を取り持つと言いたかったのだろう」(前出・自民党幹部)
事実、加藤氏はテレビで「復興に向けた知恵や技術は自民党も提供する」「総裁一人を入れてくれ、では民主党も決心が足らない」と発言した。大連立なら自ら入閣、と考えているのか。古賀氏も加藤氏も、大連立への動機が谷垣氏への恨みと自らのポストならば、実に小さな政治だ。
※各媒体に掲載された記事を原文のまま掲載しています。
(新世紀人コメント)
何が飛び出すか判らんぞ。しかし余りに国民を舐めたら我慢し続けてきている国民は黙ってはいないだろう。
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