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今日のNews
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●国際原子力機関(IAEA)は30日にウィーンの本部で開いた会見で、
福島第1原子力発電所の北西約40キロメートルにある福島県飯舘村の土
壌から高濃度の放射性物質を検出したことを明らかにした。AP通信な
どが伝えた。IAEAの独自調査で判明したもので、IAEAの基準で
は避難の必要があるという。IAEAは日本政府に汚染状況に注意する
よう助言した。
日本経済新聞 3月31日
●千葉県と複数の自治体で構成する北千葉広域水道企業団は29日、江戸川
を水源とする北千葉浄水場(流山市)で22日に採取した水から一般向け
の国の暫定規制値を超える336ベクレルの放射性ヨウ素を検出したと発表
した。
日本経済新聞 3月30日
●北沢俊美防衛相は30日の参院外交防衛委員会で、米軍無人偵察機グロ
ーバルホークが東京電力福島第1原子力発電所の上空から撮影した映像
について、「公開に主眼を置いているのではない」と述べ、映像を公開
しない考えを示した。
MSN産経 3月30日
●枝野幸男官房長官は28日午前の記者会見で、11日の東日本大震災発
生直後に東京電力福島第1原子力発電所で炉心溶融の可能性があること
を把握しながらも、12日早朝の菅直人首相の現地視察で処置が遅れて
しまったとする一部報道について「12日午前1時半には、東電と原子
力安全委員会の班目春樹委員長の説明に基づき、首相と海江田万里経済
産業相の了解のもと、(放射性物質を含んだ蒸気を排出する)ベントを
急ぐようにとの指示を出している」と述べた。
また「首相が出発する午前6時になってもベントが始まっていなかった
ので、『早くベントを行うよう』との指示を東電に繰り返していたが、
現場の作業は同9時4分になるまで始まらなかった。ベントがあるのを
前提として視察は行われていた」と述べた。
MSN産経 3月28日
●東電・勝俣会長会見
Q 事故当時、マスコミを引き連れて、中国へ訪問旅行に行っていたの
か。旅費は東電持ちか。
勝俣会長「全額東電負担ではない。詳細はよく分からないが、たぶん、
多めには出していると思う」
MSN産経 3月30日
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佐々木の視点・考え方
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★政府、地方自治体の役目は何か?
国民、市民のためにある。
その最も大切な役目は何かと言うと、国民・市民の命を守ること。
住んでいる場所が危険なら、前もって知らせて移動させるべきだし、
食するものが危険なら、前もって危険を知らせて、予防することだ。
しかし、政府はSPPEDIのデータで、2週間以上も前から飯館が
危険な状況にあったことを知っていたにもかかわらず放置した。
千葉県は、1週間以上も前に安全基準を超える水と察知していたのに
そのまま県民に飲ませ、あろうことか数値が下がるのを確認するまで
黙っていた。
東電や自衛隊による原発映像は、何日も前のデータを後出しし続け、
その間の編集を想起させる。より鮮明な米軍映像は見せない。
ベントとは高濃度放射能の大気中放出に他ならないから、お偉いさんが
行く時にするなど、誰が考えても有り得ない。
こうしたニュースの連続の意味するものは、政府や地方自治体は、国民・
市民の命を守ろうとは思っていないということ。
公表されている事実や数値も果たして本当かどうか、1つ1つ疑わざる
を得ない。
政府・地方自治体、そして東電がこうした行動をとるなら、マスコミが
真実を追究しなければいけないが、彼らの上司には鼻薬が行き渡ってい
ることまで明らかになった。
真面目な現場記者もいるだろうが、状況が深刻すぎて、確固たる証拠を
握らないで現実を報じたら、風評被害が巻き起こるし、政府や地方自治
体からの攻撃で仕事が出来なくなる。
要は、今私たちが手にしている情報の多くが「大本営発表」だということ。
★前にも書いたが、大本営は嘘の発表はしていなかった。
その時点で参謀本部が得られた情報をきちんと発表していた。
ただ、公表する情報の選択が、彼らの意図に沿ったものを出す傾向に
あったことと、マスコミの癖で良い勇ましい情報を書きたてる傾向にあった。
また、戦闘現場の兵士が、自分の功績を上官にアピールしようと、戦果
を大げさに言い、上官も東京の本社には良く見られたいから、部下の
報告の真実を調べることも無く、そのまま本社に報告した。
少しの過大な戦果も本社に多く集ってウソの報告になり、現場を知らな
い本社は、それを真実だと思い込んでいた。また、現場が幾多の人命を
賭して挙げた戦果を、否定することが出来ずらかった。
大本営発表とは、大きな組織が組織所属員相互のしがらみで、正しい
情報がつたわらなくなってしまうと言う、何処にでも起きる組織病だ。
集団思考の悪魔に取り付かれたら、脱却は困難。
前段に書いたように、今のニュースが正しいのかと疑問を持つ人は多かろう。
しかし、政府やマスコミをなじっても真実は出てこない。
こうした組織病である大本営発表の仕組みを知って、ニュースを、外国
のものと比較したり、過去の事実と照らし合わせて、自分で情報として
組み立てなければいけない。
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