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ジャーナリストとは事件など世の中に起きる出来事や権力の不正を追及する存在と思っていた・・・自分にもそういう若い時代があった。だが年齢を重ねるに連れて 何かおかしいなと思うようになってしまった。不幸な事である。そのきっかけは いつもここのブログでしつこく書いて来た ロッキード事件である。
日本列島改造論や中国との国交回復など権勢を誇った田中角栄氏の逮捕事件である。当時は 角栄って相当悪いヤツだと思った。殆どの国民がそう思ったはずだ。だが、事実は日米の権力者たちによる冤罪と知って驚いたものだ。しかもデッチアゲ事件の仕掛け人はアメリカ協力したのが日本の検察・裁判所・政治家だった。
そしてメディアも報道と言う手段で国民を洗脳し冤罪つくりの協力をしたのである。あれから今日まで、その構図は変っていない。それどころか益々悪辣になっているように思う。特にマスメディアは正義より不正義の方に味方し国民には真実を伝えなくなってしまった。小澤事件も全く同じ構図なのである。そして今、福島原発の報道でも繰り返された。
首相官邸の記者会見は記者クラブに独占されフリージャーナリストは締め出されている。ごく最近になって海外メディアが参加を許されたが海外メディアでさえ記者クラブに邪魔されている。東電の記者会見でもそうだ。鋭い質問をフリーランスがぶつけると記者クラブがちゃちゃを入れて話題をそらそうとする。
上杉氏、岩上氏、田中氏・・・・彼らに対して意地悪な言動が今も目立っている。なぜか、それは政府や東電がマスメディアには広告と言う「お金」に結びつくお客さんであるからだ。同時に情報を独占する事で新聞販売を有利にしたりテレビ視聴率を稼ごうと言う魂胆がある。原発の事では上杉氏らの活躍が無ければ 今でも多くの情報が国民の目から隠されていただろう。
日本政府の情報隠蔽も酷い。こうした不透明な情報操作が今回は海外からも不当だという批判を受けている。いつも言うように日本は情報、即ちインテリジェンスで欧米と比べ物にならない後進国なのである。東大などの教授も信用ならない。研究費を貰っている身分ではお客の悪口を言えない。なんとバカな連中だろうか、恥知らず。
数日前に起きた記者クラブの「いじわる」。
@tanakaryusaku 田中龍作
東電記者会見が終わったなう。 フリー記者が3号機について追及しようとすると、
記者クラブがすぐに話をそらす質問をする。東電側と打ち合わせているかのように。
Twitter for iPhoneから
@Bell_Boyd Bell Boyd
国民の生命に関わる事態なのに、「VOAスティーブ:他の方法で録音する事も出来るが、官邸と外務省のスタッフですら官邸記者クラブの有力者を怒らせるのを恐れている」。これって何なのだ?官邸記者クラブの有力者の所属と氏名を暴露すべき。webから
http://ameblo.jp/mo-014925/
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