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日本復興は善隣友好関係にあり
2011/3/27(日) 午前 11:54
米韓は2月28日から合同軍事演習「キー・リゾルブ」と「フォール・イーグル」を始めたが、米日韓の保守勢力が叫んでいたような「北朝鮮の挑発」の気配は微塵もなく、朝鮮半島にはむしろ奇妙な静けさが漂っている。
日本の心臓部の首都圏を放射能汚染で脅かしている福島原発事故が気になり、「北朝鮮どころではない」が本音であろう。合同軍事演習の目玉であった米原子力空母・ロナルドレーガンなど米第七艦隊の主要艦艇が災害救援に総動員されていることがすべてを物語っている。
保守派が軍備強化の口実にしてきた「北朝鮮の脅威」なるものには、かなりいい加減な要素、誇大妄想が交じっていることを現実に照らして疑ってみる必要があろう。
北朝鮮もまた静かだ。米日韓連合に本当に敵意を持っているなら、ここを好機と揺さぶりにくるはずだが、全く動こうとしない。
あたかも国難に直面している日本を気遣うようだと書いたら、「バカな!」と反発する頑固者の声が聞こえてきそうだが、実際に朝鮮赤十字社を通して義援金を送ってきており、隣人の北朝鮮の素顔を冷静に捉えなおすべきであろう。
『証言 北ビジネス裏外交』でも書いたように、北朝鮮の本音は日朝友好、日本との経済協力の強化である。
それはある意味で当然でもある。在日朝鮮人の存在、9万以上の帰国者などを考えれば、日朝の歴史的な絆は一般に思われている以上に固いものがある。
現在は愛憎の負の部分が出すぎているが、日本のためにも修復する時期に来ていることは間違いない。
国家存亡の危機にある日本の復興は、周辺国との緊張を抱えたままでは不可能である。
保守派が頼みとする米国も、反テロ戦争を裏で支えてきた中東の親米独裁政権がドミノ的に崩壊して収拾のつかない状態にある。余裕を失った米国に過大に頼ることも許されない。
惜しみない支援を申し出ている韓国、中国、北朝鮮との善隣友好を軸に据えるべきである。
自衛隊を災害救助隊に再編するなど無駄な軍事を大胆に削減再編し、食糧難や寒さ、放射能の恐怖に怯えている国民の生命、財産の保護、長期の年月と莫大な費用が必要とされる復興に国の総力を挙げるしか日本が立ち直る方途はないように思える。
(新世紀人コメント)
今回の震災において、関東大震災の時のような憲兵などの官憲の強権発動を発生させないように注意しなければならない。
その危険性は、日本への憲兵と例える事の出来る在日米軍の動向である。
今回の事態で関東大震災とは違って救われるのは日本人の間で「自警団的暴走」が見られないことである。
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