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張本勲さんが原爆体験を話す時、いつもいうのは、臭いと埃のことである。人と物の焼ける臭い、埃。それが、話や映像では抜けてしまうというのである。戦争を経験した人、特に戦場や大空襲を体験した人の手記には、この死臭のことがよく触れられる。議員に直ちに現地に行けと書いたのは、整理されない被災の現状とともに、この臭いと埃を直接体験してほしかったからだ。だが、私の知る範囲では誰一人としてそうしなかった。
菅首相は、原発にはいったが、そして初動を遅らせたと批判を受けているが、未だに現地には行かない。今は、原発の危機があるとの言い逃れもありうるが、国会での質疑はしている。なぜすぐ行かなかったのか、その後なぜいかないのか。週刊現代によると、菅首相はこういう状態だそうだ。
「報告や助言に対し、いちいち怒鳴り散らすので、自分でもすぐ疲れるらしく、会見や震災の対策会議がない時間は、官邸内で横になっている。たまにテレビで見かけると髪に寝癖がついているのはそのため。精神状態が不安定で、人前に出せない。(民主党幹部)」
また、政府内の指揮系統がゴチャゴチャで「「緊急対策本部」と「原子力災害対策本部」が立ち上げられ、その双方の本部長は「内閣総理大臣」となっている。そして、「緊急〜」の方は、副本部長が松本龍防災担当大臣と枝野官房長官ら、「原子力災害〜」の方の次席は、海江田万里経済産業相だという。」「実際は、こんな指揮系統図はまったく機能していません。(民主党中堅幹部)ともいう。
この記事の真実はどうかは知らないが、十分に納得できる。テレビや新聞でみる右往左往ぶりが目に余るほどだからだ。菅首相についても、た〜まにテレビで記者会見をするのを見ると、生気がなく、例のダミ声がかすれ勝ちである。時には記者会見をしながら瞬間的に放心状態になる。それでも、まだ政略的な動きだけはしてみせる。
東京電力福島原発では、プルトニュームが検出された。猛毒のプルトニュームが検出されたということは、炉心になんらかの異常があるということだろう。被災地では、行方不明者の数さえ分からないという状態が続いている。この危機のおりに、政府首脳がこの状態では、私たちは不安でならない。話がそれたが、首相をはじめ議員たちには、現実にしっかりと対応してほしい。この期に及んで、パフォーマンスも大本営発表(ゴマカシ発表)ももうたくさんだ。
http://plaza.rakuten.co.jp/mz5na/diary/
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