http://www.asyura2.com/11/senkyo110/msg/744.html
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他の投稿のレスなので二重になっちゃうけれどご容赦を。
http://slashdot.jp/hardware/comments.pl?sid=527049&threshold=0&commentsort=0&mode=thread&pid=1926227#1926251
Re:大学教授 (スコア:1, 興味深い)
Anonymous Coward : Sunday March 27, @09:33AM (#1926251)
よくコピペされてるやつで、菅が到着したのが7:30、帰ったのが8:30とされているが、
厳密には、官邸発6:15、現地到着7:11、官邸に戻ったのが10:45、現地を離れた時間は不明
(上の8:30は単に「7:30頃」に「1時間ほどいた」を足しただけ)
現地のタイムラインだが、官邸がベント許可を出したのが2:00、それを受けて東電側でベントが決まったのが3:00。
電磁弁の電源復旧作業は7:51時点で進行中であることが報告されている=ベント作業は7:51より前に始まっている。
弁は2つ開く必要があるんだが1個目の弁開放にこぎつけたのが9:07、そこから2個目の弁を開くことが難航し10:49時点でもまだ開かず、11:13の時点でやっと圧力低下が確認された。
つまり現実には菅がいる間も作業は進められていたが、電磁弁開放がずっと難航していた。
どうも例のコピペ作った奴はボタン一つでベント出来るとでも思っているふしがあるが、電磁弁は当然電源が必要。
ところが、発電機は津波で全滅しており、バッテリもほぼ使い切り、12日未明に少しずつ到着していた電源車が頼りだった。もちろん夜は真っ暗だ。
電源車は状態が悪化していた2号機から優先的に接続されたがこれも当然ボタン一つで出来るようなものではない。2号機への接続には4時間掛かっている。
また、菅が行ったのはオフサイトセンターでこれは原発から5キロ離れている。当たり前だが原発に直接乗り込んで作業員を視察したわけではない。
といわけで、まあ根本的に色々突っ込みどころ満載のままコピペが拡散しとるわけだな。
ちなみに、海水ポンプの準備も12日朝には開始しているので、別に「菅の指示で海水ポンプの準備が始まった」わけでもない。
現場では早々に「こりゃ海水あるで」と準備を進めていた(★)のだが、東電上層部が渋る(★)ので菅が切れて無理矢理ゴーサイン出したら(★)現場は既に準備万端整えて指示待ちしてた(★)わけだな。
まあ菅ではなくもっと「空気読む」首相だったらもっと海水注入命令は遅かった可能性が高いことは確かだが。
---
背中を押したのは首相(Re:大学教授 (スコア:2, 参考になる)
power_of_math (37822) : Sunday March 27, @10:35AM (#1926268)
週間ダイアモンドの「世界が震撼!原発ショック 悠長な初動が呼んだ危機的事態 国主導で進む東電解体への序章 」 [diamond.jp] という記事に
圧力を下げる必要があった。これをベント(排気)という。「ベントをやらなければならなかったが、本店は非常に消極的(★)」(政府関係者)という状況だった。 福島第1原発の現場責任者は、吉田昌郎・執行役員発電所長である。その陣頭指揮は光っていたようだ。「吉田所長は勇敢で現実的だった」と政府関係者は言う(★)。「しかし、本店を経由してしか現地に連絡できなかった。だから12日朝、菅直人総理がヘリで現地に飛び『ベントしろ』と言った。吉田所長の背中を押しに行ったんだ」(政府関係者)。
という記述があります。
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