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今度の福島原発事故を通じて、みずから目にし、人から教えられて、
私は様々な事を知った。
これまで殆ど無知であった放射能物質の非人間性を知った。
その事を一番良く知っていなければならない唯一の被爆国である
日本国民が、まさしく私もそのひとりであったのだが、それに気づか
ないまま生かされてきたことを知った。
原発開発の裏にある、あまりにもすさまじい政府、官僚、業界、
御用学者、メディアたちの癒着を知った。
その癒着が、原発に関するあらゆる不都合を国民から隠蔽し、
原発に代わるあらたなエネルギー開発の努力をことごとく潰して
きたこを知った。
公共料金と言う名で国民から徴収する、その膨大な利益で、接待
づけ、天下り受け入れなどを繰り返して来た東電の顔を知った。
その甘味に群がったこの国の支配階級たちの厚顔を知った。
市民派の菅直人政権もまたそれを克服できない事を知った。
そして何よりも、それらすべての膨大な情報がネットや雑誌で
流されるようになった今でも、大手新聞やテレビは一切その事に触れ
ないこと、それが今回の福島原発事故でも繰り返されている事を
知った。
その反国民性は、もはや権力犯罪とでも呼ぶにふさわしい悪だ。
しかし、今度の福島原発事故に関して私が知った断片的な情報の
中で、私がもっとも衝撃を受けたのは東海村臨界事故によって致死量
の放射線を浴びて死んでいった35歳の作業員のことである。
「朽ちていった命―被曝治療83日間の記録 (新潮文庫) 」
NHKのドクメンタリーの記録であるこの本は福島原発事故によって
放射能の恐ろしさを知った日本国民がいまこそ読むべきなのだ・・・
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