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何の役にも立たない、国会前の一人演説を持ち上げてこれを逸材だと誉めそやす。
これが阿修羅常連の一部のレベルである(正直、唯一神のほうが、よほど行動力はあると思う。)
「今回の福島原発の事故を受けて、原子力行政のありようを指弾し、」
と言っているが、福島原発の事故がなければ、原子力行政を指弾することはなかったのではないか?
まぁその辺はよくわからない。昔からかも知れないし、今回の事故を受けただけかも知れない。
「引いては国民不在の行政、政治へNOを突きつけるために草の根の運動をやっています。」とは
まるで社民党の言い分そのままである。
そう言えば原子力行政を指弾しているのは社民党もであった。
「新党市民」を立ち上げずとも、社民党に入れば、そのまま同じ主張が展開できる。
なぜ、わざわざ立ち上げようとするのか。社民党では議席獲得すら覚束ないからである。
かつて、新党ブームというものがあった。
泡沫政党がいくつも現れ、あるものは議席を得たのち消えて行き、
あるものは議席を得ないまま消えていった。
「名古屋の河村市長が率いる「減税日本」など、従来の政党の枠をはみ出た政党を作る動きが始まっています。」
確実性がないなら、再度の新党ブームを狙う。鶏口牛後、これはこれで戦術的には正しいであろう。
しかしその場当たり戦術で、とばっちりを食うのは市民である。
「一連の市民デモの延長として、市民目線での政治を目指し頑張っています。」とはいうものの
市民目線とはなんぞや?
市民目線とやらの定義、また市民目線とやらをどこまで貫けるのかは一言も触れていない。
なにしろ、触れると都合が悪いから。
当たり前だが、税金にしろ何にしろお金も資源も有限である。
一市民の我侭をどこまで認めるか。
それを言わずして市民目線を語るのは勘違いも甚だしい。
市民目線での政治を語り、当選したとして一市民の要望を全て叶えるのか?
叶えられるわけがない。叶えるというのであれば、狂気の沙汰である。
ここで叶えられると言い切り、当選し非常に低い確率だが政権をとれるところまで来たとしよう。
野党時代までは、妄想をいくら語っても許される。
なにしろ、妄想が叶えられないのは時の与党の責任にできるから。
政権をとったとする。当然一市民の要望を全て叶えられるわけがない。
今度は官僚と役人のせいにする。発足後から現在の民主党政権そのままである。
「日本の政党政治を根本から覆すために、全国の皆様に御願いします。
藤島の「新党市民」構想に呼応して立ち上がってくださることを。」
構想をブチ挙げるのは、まぁ思想の自由だ。
しかしながら、どうとでもとれ守る気もない『市民目線』という言葉を使った詐欺の可能性があることには
注意を喚起しておきたい。
※※
『市民目線』という言葉の用法、取り扱いは自己責任です。
実際、これまでも立候補者の主張として、よく騙られるものの一つです。これからもそうでしょう。
これを、呑むのも呑まないのも自由ですが、
せめて『市民目線』の意味と、その適応範囲ぐらいは記載されたものだけを呑みましょう。
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