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3.11に起きた東北関東大震災の被害は甚大である。なかでも東北地方の被害の様子は何と表現していいか分からないが、津波が押し寄せる前まではいつもと変わらぬ普通の生活をして暮らしていた人達の全てが、一瞬のうちに荒れ果てた残骸の町と化してしまった。
地震に限らず火山の噴火や台風、洪水、土砂崩れなど自然の脅威は数多くあるが、人間は自然の脅威に対しては無力である。私は生まれてから今まで大きな災害に遭ったことはないが、いつも災害のニュースを見ると他人事ではないことを強く認識するよう自分に言い聞かせている。
そして自然の脅威に無力な人間が被害に遭いそこから立ち直っていくためにも、今回の地震と原発事故の被災地・被災者に対して出来ることはやってゆこうと思う。被害に遭った地域・被災者のための義捐金が多く集まっていること自体は良いことだと思う。ただやはりマスゴミなどに多いのは、「有名人(特に芸能人)の誰それが5000万円、1億円寄付しました」という、何だか売名行為のようにそのことをコメント付きでニュースにしていることに頭を傾げたくなる。
いろんな意見はあるだろうが、義援金などというのは金額の大きさで誉めることでもないし、個人的なニュースにすることでもないだろう。ニュースにするなら1円でも義援金を出した人を全てニュースにしてみろと言いたい。彼らの出す5000万円や1億円というのは、無くなっても明日の飯にも困らない金なのである。1日500円〜1000円で暮らす人が100円200円寄付してることのほうが重みのある金ではないだろうか。
私は何もコメントせずにポンと義援金を出した久米宏氏やユニクロの柳井氏のような支援の仕方でいいと思う。後は北野武のように「2万人という1かたまりの死ではなくて、1人の死が2万あるということだから...」のように、言ってる意味は理解できるが、売れない似非有名映画監督のナルシスト的な表現にしか見えない。そんな表現ができるなら、東電や官僚どもに対して何か批判するべきではないのか?しょっちゅう首をかしげて話している場合ではない。
またすでに官房副長官になってしまった仙谷が”乱暴宣言”をしたようだ。
(転載貼り付け開始)
仙谷氏、復興対策で「乱暴副長官」宣言
東日本大震災の被災者支援担当の仙谷由人官房副長官(民主党党代表代行)は22日の党常任幹事会で、「復興がより的確に行われるように乱暴なこともやる。乱暴副長官になる」と述べた。そのうえで「省庁は法律の枝葉末節なことにこだわりすぎてポテンヒットになっている」と政府に苦言を呈した。(転載終わり)
何が乱暴副長官だ。この男はすでに問責決議案を可決されて、内閣から退場した男である。 野球の投手で言えば、バッターに対する度重なるビーンボール、暴言、ボークで主審から「退場!」と宣言させられたのと同じであり、通常であれば一定期間出場禁止、罰金で大人しく反省しているべき男のはずである。
これを災害・原発事故のどさくさに紛れて菅直人が副長官にしてしまった。そこで「乱暴副長官になる」などと、よくもまぁ厚顔無恥な言葉を吐けるもんだ。退場させられた投手が、ユニフォームを他人のものに取り換えて、弱小チームの中つぎ投手としてマウンドに立ち「お〜らこれまで以上に乱暴にやってやる」と宣言したようなもんだ。
また「省庁は法律の枝葉末節なことにこだわりすぎてポテンヒットになっている」と解説者みたいな口ぶりに話しているが、その官僚に操られているのがお前だろうと言いたい。 官僚と内ゲバ菅・仙谷に共通しているのは小沢氏の政治生命にとどめを刺すことだけであり、それもうまくいかなかったら官僚のほうから内ゲバされる運命なのだ。
いずれにせよ、この国民の生活を無視した権力のみを愛する、他国には柳腰の乱暴副長官を再度引きずり降ろさなければならない。今度は以前から問題となっているが忘れられている、建設国保(詐欺?)の件で追及すればイチコロではないだろうか。
仙谷由人はシーザーにはなれぬ。ただ死ーざあるのみ。
http://risingsun-kiri.cocolog-nifty.com/blog/
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