http://www.asyura2.com/11/senkyo110/msg/465.html
Tweet |
色んなヤツを寄せ集め、色んな組織を作った これぞ “仏作って魂入れず”
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/6ea954a1384cc23d7025bce075d36b3a
2011年03月23日 | 日記 :世相を斬る あいば達也
菅内閣が編み出した危機管理と云うか、この国難的危機を乗り切り為に、アメーバーのように多くの本部を立ち上げた。様々な危機管理体制の本部長は、常に誰でもない菅直人だ。魂を入れ直さなければどうにもならない男が常に本部長の組織だ。
緊急災害対策本部:副本部長松本防災担当相、被災者生活支援対策本部:本部長松本・本部長代理片山総務相・副本部長仙谷、被災者生活支援各府省連絡会議:議長松本・各省事務次官。原子力災害対策本部:副本部長海江田、福島原発事故対策統合連絡本部(東京電力内):副本部長:海江田・清水東電社長、電力需給緊急対策本部:本部長枝野官房長官・副本部長レンホー。以上だそうである。
この上に、今度は「復興庁」の創設が云々されている。 いやはや、まともに議論していたら、会議が踊るのは間違いがない。おそらくは、責任の分散が目的と思われる細分化がなされているようだ。つまり、いまこそ霞が関の各省庁の役人を走りまわさせる絶好の機会であるのも関わらず、カダフィーが家族親戚郎党で身の回りと権力を集中させている独裁主義者の色彩を菅直人は帯びてきたようだ。面前で、大臣であろうが、社長であろうが、怒鳴り散らすようだが、自分を蔑にされたと感じた瞬間、乃至は自分の考えと違うと思った瞬間に、切れると云う症状はカダフィーに負けず劣らずだ。
岡田を含め、財務省の財政健全化路線の呪縛から抜け出せない菅民主党は、国難の災害復興に対し、チマチマした補正予算の計上しか行えないだろう。初めに「30兆復興につぎ込む決意だ!」先ずは理屈抜きに日本国家のリーダの決意を国民は聞きたいに違いない。
財源はどうするのかとか、それは概ね財務省の役人の仕事だ。財務省の勝事務次官が考えれば良いことである。先ずは政治の決心だ。国民に強い意志を表明してしまえば、あとの祭り。 野党が騒ごうが、マスメディアが騒ごうが「俺の決意は変わらない。災害の復興をする以上大胆に行うのが政治家の責務だ」最後まで、そう言い続ければ良いのだ。
国会で野党に追及されても、国家国民の生命財産を守り抜くに必要な金だ。誰が何と言おうと俺は出す。そんなに金を惜しんで、国民を路頭に迷わすことは出来ない!それを阻止する政治家がいるなら、堂々と俺を総理の座から引きずり降ろすがよかろう! こんな風に菅直人が言う筈はないが、強い意志の表明とは、そう云うものだと思う。
俺は身を捨てる、殺せるものなら殺してみせよ!その気概なのではないだろうか?到底望めそうもない、書くだけ損だった。(笑)
ところで、海外のマスコミの事実と異なる報道(どっちが真実に近いかはいずれ判るとして)に業を煮やした政府は、「国際社会に対し最大限 の透明性をもって情報を提供していきたい」と云うことで、会見等々を英語の通訳入りで行う検討に入ったようだが、恥じの上塗りになるのではないかと危惧する。
まず枝野官房長官の「念のため」とか「ただちに」とかの語彙は外国人は受けつけない。阿吽の呼吸を相手に望んで、それに応じるのは、記者クラブメディアだけである。「官房長官事実を把握せず、確認するに終始」で余計に信頼を失う。
福島原発事故に一筋の光明が現れた、と各マスメディアはわれ先にと報道している。そりゃ電気が通じて建屋や中央制御室が明るくなったのは良い事だ。しかし、だからといって、原子炉や燃料プールの何かが改善したわけではない。精々、壊れているところが特定出来るかもしれない、と云う程度だ。光明にしては視界不良だ。各計器が正常に作動している場合だけ、何処が壊れているかが判るだけで、それが修復可能かどうかは別の問題だ。
よくオマエは直らない方が良いと思っているのかと糾弾されるが、まさか幾らなんでも其処まで「ひねくれ者」ではない。(笑) 国民の被害が最小限で治まることを願ってはいるが、良い情報だけを集めて並べるNHKの大越君のような気分には、なれないだけだ。悪い方の情報を掻き集めて報道したら、海外メディアも腰を抜かすほど酷いモノになる。筆者も流石にそこまで懐疑的ではないが、こういう国際問題にまで発展しそうな事故の見通しは、常に最悪を想定して手を打っている姿勢を見せる事が重要なのだと思う。
現実に、個人サイト石川宏氏のガイガーカウンタ(アルファ放射線、ベータ放射線、ガンマ放射線の合計)。リアル数値は明らかに事故以降、徐々に計測計の数値を上げている。筆者の目視だが1割程度は折れ線グラフの平均値が上がっている。朝日新聞も首都圏の放射線降下物が東京で前日比の10倍に達していると報道している。
NHKは異常値を観測したニュースは小さく、数値が下がった情報のニュースを大きく報じている。朝日によれば、セシウム137、ヨウ素共に前日比増加している。おそらく筆者の想像だが、雨が大気中の放射線物質を地上に降下させたということだろう。大気中で拡散している状況と、それが雨と共に落ちてくる状況は、大変重要な個人的対策に役立ちそうだ。近日中に雨合羽は購入する事にしたい。(笑)
今度は国民の災害復興費はケチリつつ、東電独占一私企業に対し、政府は最終的に「危機対応融資」つまりは「財投債」を発行して調達した資金を日本政策金融公庫に貸し、同公庫が日本政策投資銀行や商工組合中央金庫などを通じて各金融機関に融資し、東電に貸し付ける。東電が潰れると、この貸金は国民の税金がパーになると云う仕組みだ。意識的に一旦潰して、新会社に事業を移管する何て事も出来るので、怪しい金が動きそうである。そういえば損害保険各企業の地震災害保証金も1兆円レベルだそうだが、各損保は大丈夫なのか?
それは別にして、個人的には最も怖れていた、富士山爆発は当面なさそうだ、と火山噴火予知連絡会が発表した。今日の筆者にとって唯一の朗報だ。富士宮市の震度6地震で、ついに富士山が目覚めたか?と意味もなく哀しい気分になったのだが、もう暫くあの富士山の姿を見る事が出来るかと思うと、ほっとする。今夜はこの辺で寝ることにしよう。オヤスミなさい。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK110掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。