37. 2011年3月22日 00:37:27: 5ovW1sO1PA
菅首相の現地視察は現場に大迷惑。 なぜなら、パフォーマンスでしかないからだ。 今やるべきは原発の被害拡大防止とライフラインの一刻も早い確保だ。 原発については、米軍の専門家チームの派遣を早く要請することだ。 それから、福島・茨城・栃木・群馬などの食品の風評被害を食い止めることだ。 ほうれん草や牛乳を一括して出荷制限することは無謀だ。 ほうれん草だって今の福島県ならハウス栽培が多いはずだ。 露地栽培とは違うだろう。 あんなにおおざっぱな発表だと 他の米とかにも、その県産への風評被害が広がってしまう。 出荷制限をするなら、対策も示したうえで、もっと緻密にやるべきだ。被災地の問題でいえば、 田中康夫、下地幹郎議員らは 2000人分の食料など救援物資をもって被災地に入った。 立法府の国会議員レベルは、国会で被災者救済立法をつくるのが本来の仕事、 だが被災地に行くなら、被災者への救援物資を持って行くのが当たり前。 そして自分の食事も現地の世話にならない、これは原則中の原則。 菅はまさか手ぶらでいくつもりではなかったろうな、 菅は自分が被災地へ行って励ますことで被災者が勇気がでると 勘違いしているのではないか。 自らは安全な場所からの視察はじゃまでしかない。 ノリのぱりぱり効いた作業服でいかにも 被害者意識を共有しているというパフォーマンスと 同質、いやもっと実質的に迷惑だ。 菅が被災地にいくなら、ライフラインの整備計画を持っていくべきだ。 仮設住宅とか港湾整備とか通信網の整備とか医療体制の役割分担計画とか いっぱいあるだろう。 そういう復興への道筋を示せないまま、 被災地へ行きたがるのはパフォーマンスだけでしかない。 普通の政治家だったら、被災者の生活に何が必要か 何が彼らに生きる勇気を与えるか、理解できるはず。 だが、菅は無能だからその理解力がない、 だから、体験するしかない。 そんなに被災地に行きたいなら、その前に 1日乾パンだけで過ごせ。 電話を使うな、テレビもみるな、 真っ暗闇で過ごせ、 水は配給してもらえ、 それらを十分体験してから、 被災者のライフラインの確保が 首相の任務としてどれだけ必要なことなのか体験してから出かけろ。 被災者の人たちが勇気を持てる政府の施策とはなにか ライフラインの一刻も早い確保と救援物資の確保だ。 交通網や通信網の整備、医療体制の確保などだ。 以下、いくつかの提言: ほかのところでも引用したが、以下はソフトバンクの孫社長のツイッターだ。 masason.やりましょう。避難所への連絡網用の携帯無償提供と連絡網構築。RT @gekkaxaigon 孫社長、避難所は2100以上!まず通信手段の確保…一箇所一台でも携帯があれば救える命がある。避難所一覧… 避難所への携帯無償提供と連絡網構築、これが一企業にできて 一国の首相にできないはずがない。 チリ鉱山生き埋めの33人を救ったのは地上からの励ましだった。 救助計画が進んでいることの情報だった。 情報によって生きる勇気が与えられる。 ぜひ、菅首相には、ソフトバンクだけでなく、NTTも含めて 通信会社に連絡網の整備と、被災者への携帯等の情報が行き渡るように指示してほしい。 風評被害について、猪瀬直樹氏のツイッターだ。 inosenaoki 政府は何を勘違いしているのか。食品衛生法の基準値は3月17日につくった暫定基準ですよ。原発から何キロならわかるが、福島、茨城、栃木、群馬のホウレンソウの県名を列挙して出荷停止としたが、これでは風評被害を助長し東京に野菜が入らなくなる。牛乳も福島県全部とするのはおかしい。 これでは名前のあがった県の野菜や米類が風評被害で売れなくなってしまう。 雑すぎるのだ。冷静にと言いながら、少しも冷静ではない。より緻密な調査を 公表して、だからこれは安全なんだ、冷静に対応してほしいとするべき。 節電、計画停電について、蓮ほう節電大臣のツイッター
昨日21日。10時の想定需要3100万kwに対し実績は3020万kw。16時の想定需要3100万kwに対し実績は3100万kw。地震前の平均需要に比べ10時で1380万kwの節電、16時は1000万kwの節電となっています。皆様のご協力ありがとうございます。 数字をあげていることはよいが、同じ数字をあげるなら、交通機関や病院等のライフラインにかかる電力量の数字を調べて、おそらく数パーセントのはずだ。だからこの交通機関などのライフラインは切らさないようにしたいので、節電を現在より数パーセント節電してほしい、結果的に1000万KWになるような節電計画をたてて、計画停電のような無用な混乱をまねかないほうがよい。
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