http://www.asyura2.com/11/senkyo110/msg/338.html
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http://31634308.at.webry.info/201103/article_21.html
今日、19日ぶりに小沢さんを見た。ご存知の通り、菅首相が民主党元代表者に協力を求めたからだ。党籍もないままに謹慎させ、あれだけひどい仕打ちをした張本人が小沢さんに頭を下げるとは、何とも不思議な光景であったろう。
この運営協力要請に対して、小沢氏は「災害復旧に、ぜひ全力を挙げていただきたい。特に原発に関しては、全力というより総力をあげて頑張ってもらいたい」と注文し、鳩山氏は「福島第一原発3号機には、海から直接長いホースを使って海水をかけるべきだ」と提案したという。小沢さんも心の中では「今更なんだ」という思いがあるが、上記のように言うしかないだろう。被災地の復興では、小沢さんの選挙区(岩手4区)は達増岩手県知事との連携で復興は他県より早いという評判である。
これと平行で、野党の自民党の谷垣氏にも総理代理、災害復興大臣の職を用意して、大連立を組もうとしたが、もう一歩で沈むはずだった泥船には、敢えて乗らないと決めたようだ。私が谷垣氏であっても火中の栗は拾わないだろう。これが、小沢さんのような嘘を言わない人物から三顧の礼で迎えられれば応ずると思われるが、スッカラ菅首相では論理を超えて生理的に拒否するだろう。この辺りの行動は、仙石氏あたりが官房に戻って菅に注進したのであろう。ある意味、かなり追い詰められてきている裏返しだろう。
今回の野党への協力要請、民主党元代表への協力要請を今の段階でおこなったことは、かなり政府の批判が上がってきたことを感じ、どっちに転んでも政府として独断で政権運営していた訳ではないというアリバイ作りである
こんな中、毎日避難所の悲惨な状況が映し出されていて心を痛めていたが、その避難所に陸山会事件で係争中の小沢さんの元秘書、大久保氏も生活をしていると報道された。すっかり津波、地震、原発で、陸山会裁判などは話題にも上らなくなっていたが、皮肉にも地震、津波のお蔭で記事に登場した。
陸山会事件、分離公判決定、大久保元秘書も避難所生活
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0318&f=politics_0318_020.shtml
民主党元代表の小沢一郎被告が強制起訴された資金管理団体「陸山会」の収支報告書虚偽記入事件で、政治資金規正法違反の罪に問われた元公設第1秘書大久保隆規被告(49)=公判中=が、地元の岩手県釜石市で被災し、家族と避難所生活していることが18日、関係者への取材で分かった。東京地裁は同日、大久保元秘書の審理を、共犯とされた元私設秘書の衆院議員石川知裕被告(37)、元私設秘書池田光智被告(33)と切り離す決定をした。
何と言っていいか言葉がない。ある日突然身に覚えのない、検察特捜部にデッチあげられた陸山会事件で逮捕され被告人にされて、今は秘書の仕事も辞めて、地元の岩手に帰って生活を始めたばかり。そこに、これでもかといわんばかりの災害である。
裁判所からの連絡もつかなかったらしい。他の二人の元秘書の裁判とも分離されるようだ。まるで統一選挙の分離実施と同じになってしまった。ひとつの懸案だけでも心はめげてしまうが、2つの懸案である。是非頑張ってもらいたい。お天道様はちゃんと見ている。「一誠は百術に如かず」である。東北にも温かい春が来ることを祈る。
今、我々に出来ることは、久米さんやイチローさんほどの寄付には及ばないが、身分相応に寄付することと、裁判にも注目し支援していくことだ。
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