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「不幸中の不幸」 政府は菅直人が率いる枝野と海江田と北沢にレンホーかよ
2011年03月17日 | 日記 :世相を斬る あいば達也
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/572793bfe9f394108c89567e66273b23
16日の天皇陛下の東日本大震災の被災者や国民に向けたお言葉をビデオで発表した。菅直人の我欲に満ちたメッセージにウンザリしていただけに、この陛下のビデオメッセージは国民に少なからず勇気を与えたと考える。
今回の三陸沖のマグニチュード9.0が自然に起きたのか、何らかの人工操作で起きたのか、その議論は棚上げにするとして、無能な独占企業東京電力の経営陣には猛烈な義憤を感じる。現場で直に放射能との恐怖に立ち向かう東電社員及び関係作業員、自衛隊等々の皆さんには、応援の言葉を送る以上の事が出来ないのが残念だ。
今回の未曾有の地震津波による被災は重大な悲劇ではあるが、我が国の国民は最終的に、その試練を乗り越える民族であることは、疑いようがない。何年掛かろうと何十年かかろうと、必ず復興するものである。勿論、その災害の悲劇から抜け出し、復興に方向性を早めるために必要なものを、政府がどれだけ早く、適切な復興資金を提供するかにかかっている。
筆者は何度でも言うが、様々なシンクタンクが見積もる今回の被災額イコール復興額、13〜15兆円を建設国債とし、政府は財務省を説得し、早速緊急予算を国会に計上すべきだ。現予算の流用など議論しているようでは、国民全体に勇気を与えるカンフル剤には絶対にならない。
筆者は財政規律を乱せと言っているわけではない。危急存亡の一大事なのだ、暫定増税などもってのほか、糖尿病を治す為の生活習慣の改善の前に、心筋梗塞の治療が先だと言っているだけだ。
この現象に似たような事象が、首都圏のガソリン・灯油やその他食糧物資の不足である。枝野にせよレンホーにせよ、各マスメディアの社説にせよ、不要不急ではない「買占め」は慎め、と主張するが、違うだろう。現実に寒いから灯油が欲しいわけだし、ガソリンの買い占め等と云う荒唐無稽な発言が出ること自体奇異だ。一度満タンにした個人の車がガソリンをどうやって買い占める(さらに満タン)のだ。馬鹿も休み休みに言うものだ。
現実に、スーパーに買い物に行って、棚からモノがなくなっていれば、人は怖れを感じる。それを理性で抑えなさい、と云うのも無謀な要求だ。完璧に供給をコントロールでき信頼出来る政府であれば、多少国民も慌てない。しかし、原発の情報開示の有様を観察していれば、この政府が危機管理に応じる能力に欠けている。情報を封印している、と国民に感じさせているのだから、何をかいわんやだ。
国民は、今の政府の能力では、さらに生活に必要な物資の供給が悪化すると読んでいるのだ。国民には、まだまだ在庫はあるよ、ほろごらんなさい、と見せつけないければならない。いわばマクロ経済の論理の一つだ。20兆の公共投資と云う言葉。民間石油備蓄83日分の15日分放出命令など、象徴的に首都圏のガソリンスタンドを充足させることで、人々に安心を与えるべきなのだ。米にも同様の事が言える。
役人の机上における需給バランスではない、国民に余るほど物資があることを見せつける事なのだ。政府の国家備蓄は原油なので、民間備蓄の転用が急務だ。オバマ大統領はガソリン価格が上昇し、戦略石油備蓄を放出する必要が生じた場合、米国はそれを行う用意があ ると言明している。
菅直人は気づきもしない、海江田もしかり。海江田は元売り各社の備蓄を強制的に出させる手立てを講ずるために一命をかけろ!買い占めているのは、国民じゃない、石油元売りだ!
木村太郎が「世界中から震災での日本人のモラルの高さが絶賛されたばかりなのに、自分ばかりよければいいと考える首都圏の消費者は恥ずかしい。被災地にモノが 届かない状況があるのに、何を考えているのだ」と偉そうに発言したり、みのもんたが「避難指示地域から逃げ出すな」的発言をしていたが、木村と同一の種類の発言だ。
国民は政府やマスメディアの情報を信用していない。現実、嘘とまでは言わないが、今後の危機管理に関する情報を隠ぺいしている。だから、自己防衛に走るのである。福島原発地域が将来的にも危ないのは事実だろう。移動又は転居可能な人々が一歩でも離れようとするのは、生命の危機を自ら感じるからである。批難など出来るはずもない。
それにつけても、我が国は、最悪の菅直人政権時に、最悪な天災が襲ったものである。偶然なのか必然なのかは判らない。挙句に、今にも権力の座から滑り落ちそうだった菅直人が、これらすべての陣頭指揮をとり、すべてをグチャグチャの方向に混ぜ繰り返すのだから、堪ったものではない。危急存亡に頼りになりそうな閣僚一人いない、党幹部にも一人も居ない。
何と云う不幸なのか、「不幸中の幸い」ならいざ知らず「不幸中の不幸」が日々刻々菅直人等の手で行われる。自民党の谷垣の増税論など聞いてしまうと、菅直人と同レベルの人間だと云うことが判った。暫くは政局も静かなものにならざるを得ない。
正直、首都圏では気味の悪い地震が多発している。日本列島が乗っかっている4っのプレートに、微妙な齟齬が生まれてきているようだ。500キロに及ぶ震源の連鎖。その歪みと思われる長野の地震。一昨日、昨日と500キロ震源と関わりのない余震的直下地震。まして、富士宮の震度6地震などになると、東海沖よりも富士山への影響の方が気にかかる。休火山である富士山の地下深く、マグマが蠢くなど、考えたくもないのだが、火山である以上、起きる事なのである。そろそろ筆者も、自己防衛の生活を考えなければならないかもしれない。山もダメ、海もダメ、日本海側は雪でダメ。西へ西へか?一度真面目に日本地図を眺めてみよう。(笑)
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