http://www.asyura2.com/11/senkyo110/msg/170.html
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「ちきゅう座」より転載。
http://chikyuza.net/n/archives/7473
孫崎享氏のTwitterより「東京の住民へ・レベル6または7・制御からはるかに離れた状況・・・」
2011年 3月 16日時代をみる 原発 孫崎享
<「ちきゅう座」編集部>
3月16日 東京の住民へ
東京の住民へ。どうなっているか解らない。政府は影響を恐れて言わない。しかし米軍が厚木の居住者にすら、屋外活動控えるように勧告しているのは根拠なしでないだろう。自らの健康は自ら判断する時。残念ながらここでは日本政府より米軍情報を信頼して屋外活動を控えよう。
3月16日 米軍動向
原子力:米軍動向:15日星条旗新聞、厚木、タウンホール集会での大佐説明1:避難命令は現実にはないと思う2;ある時は国務省より。3:その際は病人、非戦闘員の順。4:屋外での活動控えるようにという勧告は依然有効
3月16日 スポーツ新聞も頼り
原子力:スポーツ新聞も頼り:16日日刊スポーツ「中性子吸収し、再臨界防止 ホウ酸散布」4号機の使用済み核燃料に対するホウ酸散布は、燃料が連続的に核分裂する臨界状態が再び起きるのを防止する目的。原子炉内に比べ使用済み燃料プールは臨界防止設備が十分でなく投入の追加措置が必要。
3月16日 レベル6または7
読売16日:米民間機関ISISは原発事故でIAEA国際原子力事象評価尺度のレベル6または7に相当と発表。4−事業所外への大きなリスクを伴わない、5−事業所外へリスクを伴う、6−大事故、7−深刻な事故。12日の段階では我が国の原子力安全保安院は4と評価、仏原子力安全局長は6
3月16日 制御からはるかに離れた状況
15日ウオールストリートジャーナル、「原子炉(制御の)戦いで後退」の標題。4号機の動向等で、福島第一原子力発電所の災害は制御からはるかに離れた状況。炉は放射能を放出中。更に新たな問題。使用済み核燃料の処理。ここでも温度上昇等 .1,3号機制御中(この時点)。2号機の制御は不明
3月16日 原子力
海外情報の判断。基本的にはすでにチェルノブルに次ぐ大惨事であり、発電所周辺の放射能は明確に人体に害を与えるレベルを超えている。問題は今後の動向。依然事態が悪化する可能性を内蔵している。(1)冷却継続できるか否か。すでに、周辺は人体に支障を与える放射能存在、炉内で2500度超えればメルトダウンを起こす。2号機ではすでに一部メルトダウンを起こしている模様、(3)使用済み燃料が各々の機に保存されている、(4)チェルノブル・クラスには発展しないが一段の悪化は想定、(5)情報提供が不十分、したがって客観的情勢判断できない
3月16日 原子力、外国人動向
15日AP:米海軍、船舶の一部を東日本から西日本に移動。オーストリア大使館(国際原子力機関を有す)は大使館を東京から大阪に移動、ルフトハンザは発着を東京から多都市に移動、米国、自国民に訪日延期を勧告。
3月16日 危険を自衛隊に押し付け
東電と政府一体どういうつもりか。危険を自衛隊に押し付けて。15日読売:安全のはずが命がけ…怒る自衛隊・防衛省、3号機の爆発で自衛官4人の負傷者。「安全だと言われ、それを信じて作業をしたら事故が起きた。自衛隊中央特殊武器防護隊など約200人が、炉の冷却や住民の除染などの活動に従事
3月16日 原子力
14日付FT「仏は自国民に東京を離れるよう勧告」の背景。15日読売:仏原子力安全局局長は福島第一原発事故はIAEA国際原子力事象評価尺度で「レベル6」に当たると述べた。チェルノブイリ原発事故は 「レベル7」、「レベル5」とされた米スリーマイル島原発事故より深刻。
3月15日 米軍対応
米軍横須賀、厚木で漏洩放射線観測、室内に留まること勧告;15日星条旗新聞「海軍は横須賀、厚木で放射線観測、各指令官は基地住民に用心に室内に留まるよう指示。厚木で0.5 millirems 観測。横須賀も同レベル。9時25分「全て避難し、換気を閉じ、窓閉めるよう」指示 0.5 milliremsは5ミリシーベルトに相当(訂正「0.5 milliremsは5マイクロシーベルトに相当」)。室内に留まることで露出度6−7割減。東京都は10時に 0.809 ミリシーベルト(訂正0.809マイクロシーベルト)観測、11時に 0.147と発表した。」米軍横須賀、厚木で室内進言なら、日本政府も同じ程度の警告出すべし。危険を低めに説明はよくない
3月15日 外国人サッカー選手危険度認識か
15日朝日、J1鹿島オリベイラ監督らブラジル出身のスタッフ、選手は帰国、J1浦和は16日モンテネグロ出身のペトロビッチ監督は15日に一時帰国、名古屋はストイコビッチ監督が一時離日、)在京外国人には危険情報拡散中
3月15日 Nuclear Risk Rising in Japan
15日付ウォール・ストリート・ジャーナル:「日本における核危険高まる(Nuclear Risk Rising in Japan)」と報道 15日産経ニュース:自民提言「モニタリングポスト(自動観測局)」の計測値をインターネットでの常時公開」)賛成。
3月15日 東京の危険度!
14日付FT「フランスは自国民に東京を離れるよう勧告」、在京仏大使館は新たな地震、および原子力問題の不透明さから東京、関東地方から離れることを勧告した。さらに当面仏国民に訪日を延期するよう勧告した。
3月15日 原子力発電所の安全
AP、CHARLTON論評:現在世界に原子力発電所442.建設中65、今次被害を受け、世界各地に原子力発電所の安全疑問の声拡大。スイス新規建設と建て替え凍結、ドイツ、決定3カ月延期、EU安全性確認会議招集。トルコ、南阿反対高まる。仏でも反対運動展開。
3月15日地震は機会
日本機会を生かせるか?BLOOMBERG、PESEK論評;(1)Roubiniは日本債務と戦うべきという最悪の中で発生と指摘(2)3つの潜在的好機(3)第一は目覚ましの呼びかけ、今日本の政治・経済最悪。目覚める機会(4)第二は中国。中国の支援の提供、哀悼の表明は過去6カ月の中国態度と異なる。アジアが地域的協力を強化するなら、指導者間の正常な関係必要。(5)日本国民自身の回復。多くの人、日本人の対応に感心。(6)ただし現状問題。原子力関係。菅政権。過去日本政権にかかわらず苦難克服。」指摘正コク。日本人覚醒出来るか。覚醒です!
3月15日 木村三浩氏(一水会);
講演前木村氏と話した。電話が入ってくる。東北からである。機関紙レコンキスタの購読者の安否を確認していたのである。一段落したら学童への文房具送付を実施するという。都内の小学校に頼んで、被災地の学童に激励の手紙をかいてもらおうと思っているという。一水会行動の一端
3月15日 鈴木邦男氏
一水会での講演の後、酒飲み会。隣が鈴木邦男氏である。鈴木氏とはこれで3度会う。右翼の中で、右翼の全体の流れに抗して自分の考えを貫く稀有の存在だ。北朝鮮を訪問して帰国したばかりという。よど号ハイジャック犯と会ってきたという。38度線を北側から見たという。酒の席で話をあまり聞けない。久しぶりにブログ「鈴木邦男をぶっとばせ」を見てみた。次の記述があった。自分達の出版した本について語っている。小項目は「他国を罵倒する”愛国心”なんて贋物だ」。中に次の記述がある。「今(日本では)、北朝鮮については、何でも言える。どんな批判罵倒でもできる。あんな独裁国家はない。国民は日々飢えている。一切の自由がない。もう消滅しそうだ。早く潰れてしまえと。でも、そう罵倒することで、「日本はいい」「日本には言論の自由がある」と安心し、酔っているのだ。しかしそれほど日本は自由な国か。言論の自由があるのか!
3月15日 原子力
海外、日本国民全体の落ち着きなど対応に感心する中、東電関連、当事者能力あるのか疑わしい動き。とくに原子力。昨夜は早く東京から逃げなさいと電話がくるまでに。様々な情報飛びかう。残念ながら私は判断能力なし。結局流言だったよと笑い飛ばせる事態を祈る。.予算委員会より連絡:私を公聴会の公述人として選定した旨連絡あり。ただし予定の15日(火)は延期。いつかは未定。外交安全保障分野は、私、森本敏、酒井啓子。
孫崎享氏のツイットhttp://twitter.com/magosaki_ukeru
を許可を得て転載。孫崎享氏は元外交官・元防衛大学校教授。
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://www.chikyuza.net/
〔eye1247:110316〕
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