http://www.asyura2.com/11/senkyo109/msg/900.html
Tweet |
今日は、「沖縄はごまかしとゆすりの名人」と云う発言をした米国務省の日本部長ケビン・メア氏について書こうと思っていたのだが、「石原4選出馬!」のニュースが入ったので、話題を変えることにした。
★石原慎太郎都知事 東京都の石原慎太郎知事(78)が、4月10日投開票の都知事選に出馬する方針を固めたことが関係者の話で分かった。11日午後の都議会本会議で表明する。過去3回の知事選で圧勝してきた石原知事が出馬すれば、民主や出馬を検討している他陣営の戦略にも大きな影響を与えるのは必至だ。
石原知事は10日夜、都内のホテルで自民党の石原伸晃幹事長、すでに出馬を表明している神奈川県の松沢成文知事(52)らと会談し、出馬に踏み切ることを松沢知事に伝えたとみられる。
都知事選には、居酒屋チェーン、ワタミ創業者の渡辺美樹氏(51)と共産党政策委員長の小池晃氏(50)が出馬を表明している。石原知事が出馬する方針を固めたことで、前宮崎県知事の東国原英夫氏(53)の動向も注目される。
http://mainichi.jp/select/today/news/20110311k0000m010149000c.html
四年前、石原氏が三選出馬をした時、私は「石原NO!で三選阻止を」を訴えていた2007年3月6日のブログが残っているので、再掲しておく。
いまや、四選出馬であるが、東京都民が再び石原を選ぶようであれば、この国にはもはや再生の力は残っていないと思うべきだろう。
私のブログは、「愛国通信」⇒「哀国通信」⇒「哀哭通信」と変遷して、遂に息の音が止まると云う訳だ。
石原慎太郎の四選を見るくらいなら、東国原を選んで笑った方が、まだしも・・・である。
『石原NO』の一点で統一戦線を!
2007・3・6
久々の「愛国通信」である。
何処で何をしていた?・・って聞く人も少しは居るかも知れないので弁解の一つもすると、「他所で浮気をしていました」と謝る以外にない。
実は「ミクシー」というネットワークに入って遊んでいたのだ。
若い女の子と出会って「ハーレム浮いた家庭」の管理運営でもして楽しもうと思ったのだが、見事失敗してしまった。つくづく老人の遊ぶ場所ではないということが骨身にずんと凍みて感じられたから、つまりは逃げ帰ってきたと言う次第なのである。
ま、そんなことはどうでもいいことで、世間の話をする。
東京都知事選が差し迫っている。現職の石原氏はすでに「2016年の東京オリンピック招致」を掲げて三選出馬を表明しているのだが、いまだに「コレ?!」といった対抗馬が出て来なかった。
聞けば、今日3月6日に、元宮城県知事の浅野史郎氏が出馬表明をするということだが、果たして現職知事に勝てるかとなると甚だ疑問である。東京都民の「民度」からして、まずダメであると私は思っている。
昔から言っているように、私は石原慎太郎という人が大っ嫌いなので、今回の都知事選挙だけでも「蟷螂の斧」と言われてもいいから対抗馬に投票してやろうと思って、実は区役所へ電話をしたのだ。
間抜けな話で、 新宿区 役所の選挙管理委員会へ「都知事選挙の投票権は投票日の何日前までに東京都民になればいいのか」と聞いたのだが、冷たく「公示の三ヶ月前です」と言われてしまった。
そんなわけで、私には投票権がないので何としてでも知人友人を駆り立てて「反石原」陣営に投票してもらわねばならないという情況とはなってしまったのである。
しかし、現在のところ反石原陣営は共産党の吉田公三氏、高名な建築家の黒川紀章氏、そして民主党が支持するだろう浅野史郎氏の三氏であるから、自・公と石原軍団が応援する石原慎太郎現職に勝てる道理がない。全く無い。
「ミクシー」でも私はそのことを口が酸っぱくなるほど書いたのだが反応は薄かった。「当たり前だ」。遊びを求めてのミクシーやないの。あほか!
だから万に一つ、「慎太郎知事」に勝つには、反対派が統一戦線を組んで闘う以外にないと私は思っている。
とりわけ、60万票ほどの基礎票を持っている日本共産党が「吉田万三」候補を降ろして、「浅野史郎」候補を実質支援することが出来るか否かと言う点に勝敗の鍵があるのではあるまいか。
これまで、国政選挙や首長選挙の場で「共産党の票がこっちへ入っていたら結果は変わったのに」という場面が多々あった。
( 滋賀県栗東市 の市長選挙などはほんまに口惜しかったで。)
昔から日本共産党は「選挙協定のない統一候補はありえない」と言って頑なに選挙協定を結ぶことを相手陣営に要求して話を壊してきた歴史がある。
共産党の気持ちは分かるが、共産党と「選挙協定」を結ぶことは、選挙で勝利した後に「縛られてしまう」という印象を持たれるから「協定までは結べない」と、なってしまうのである。
要するに経験不足もあって、信頼関係が醸成されていないということなのだ。
野党側の中にそのような相互の不信感がある限り、この国で「反体制」の統一戦線は永久に形成されないということになる。
私がこんなことを言うと、すぐ「そんなものは真の統一戦線ではない」と怒る人がいる。私はこの「真の」という台詞が苦手だ。
彼は「都議会では民主党も100%石原与党であった。オリンピック招致案件も含めて知事の提出した議案に100%賛成していた。そんな民主党と無条件で組むのは大政翼賛会に入って行くのと同じである。民主党なんて真の野党とは言えない」と言うのだ。
しかし、どう頑張っても大政翼賛会的な政治体制しか出来ないのなら、逆立ちしても選挙という手段では勝てないに決まっているから、結局、最後は武力革命かクーデターしかないではありませんかいな。ご承知のように、この国の民は二千年の歴史を通して、自らの力(暴力)で権力を奪取した経験など「ゼロ」なのである。
たとえばの話・・・。
「薩長同盟」は、「西郷さんも桂さんもお互いに言いたいところはたくさん有ろうが、そこはお互いに我慢をして言いたいことを言わないで、出来る協力を互いにしてくれんかい」という坂本竜馬の説得を西郷と桂が聞き入れたから成ったのではないか。
お互いが言いたいことを言って、民主的に何か生まれると思うのは錯覚であって、夫婦だったらすぐ「離婚」になってしまう。
思えば、四年前の都知事選挙で石原慎太郎氏が308万票とって勝ったときに、私はこの「愛国通信」の中で「308万票の幻し」と云う日記を書いて、東京都民の知性と品性に大いなる疑問を呈している。
今回、三度目の愕然とする結果を見せられたとき、そこには最早「絶望」しかないだろう。
抗議して、都庁前で「焼身自死」でもするしかないか(笑)。
だから、願わくば・・であるが、「石原 ・・NO!」を合言葉にして、「統一戦線」を組んで欲しいと思うのである。
石原慎太郎が敗北するということは、自・公の連結が壊れると言うことなのだ。
公明党・創価学会は池田会長を守るために、この東京においては「絶対に与党」でなければならないのである。
そこに「楔(くさび)」を打てるかという事が、実はこの選挙の隠された焦点なのだということを、誰も言わないのはどうしたことだろう。
もう一度、云おう!「石原NO!で統一戦線を!」
http://blogs.yahoo.co.jp/hary1118/34890288.html
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK109掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。