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与野党は12日、東日本大震災を受け、2回目の党首会談を首相官邸で行った。菅直人首相は11年度予算案の早期成立を求めたが、自民、公明両党は早期の補正編成と国会の休会を提案し折り合いがつかず、今後、与野党幹事長会談などで調整することになった。11日に国会運営で協力を確認した与野党だが、政治的駆け引きが早くも災害対策に影響する恐れが出てきた。
自民党の谷垣禎一総裁は会談で「国会を休会し、閣僚に全力で災害対応にあたることを提案する」と表明。公明党の山口那津男代表も「短期間休会し、立法府が政府の対応に協力してもいい」と同調した。
ただ、憲法の規定では休会期間は予算案の自然成立に必要な「(参院の受理から)30日」に算入されない。このため、民主党の岡田克也幹事長は「予算の成立がそのぶん遅れる」と拒否した。
野党はまた、補正予算の早期編成を求めたが、岡田氏は「来年度予算の予備費は1兆1000億円あり、当面は十分対応できる」と11年度予算案の成立を優先する考えを強調、予算案と予算関連法案の早期成立を求める考えを示した。国対幹部も「補正の話を独り歩きさせてはだめだ」と語り、野党が地震対策のみを「先食い」することに警戒感をにじませた。
ただ野党側には、大災害が起きたとはいえ、これまで強く反対してきた特例公債法案などの「丸のみ」は「ありえない。大政翼賛会ではない」(みんなの党)との反発がある。自民党国対幹部は12日、「特例公債法案や子ども手当法案は通せない」と語り、公明党幹部も「予算と地震対策は別だ。あわよくば特例公債法案を通そうという思惑がみえみえだ」と民主党の姿勢に反発を見せた。衆参両院の議長、副議長と議院運営委員長は13日会談し、国会としてどう対応するかを協議する。
一方、野田佳彦財務相は12日記者会見し、東日本大震災対策の補正予算編成について「年度内は無理だ」と述べ、11年度補正になるとの見通しを示した。補正編成の前提になる被害算定よりも、救助活動を優先する方針で、「現実的にすぐに活用できるのは予備費だ」と語り、10年度予算の予備費の残り約2000億円を当面の対策に充てる考えを示した。
補正では災害救助法に基づく応急仮設住宅の建設費や医療対策費、水道施設の復旧関係の予算などが計上される見通し。同法の適用が決まった市町村は宮城や岩手、福島など被災各県で100を超えている。
毎日新聞3月12日(土)
毎日新聞hpの記事をそのまま転載します。
民主党政権の対応にはあきれて何も言えない。
野党の、谷垣禎一総裁は会談で「国会を休会し、閣僚に全力で災害対応にあたることを提案する」と表明。公明党の山口那津男代表も「短期間休会し、立法府が政府の対応に協力してもいい」と同調した。
というくだり。
確かに
憲法の規定では休会期間は予算案の自然成立に必要な「(参院の受理から)30日」に算入されない。
のだろう。
だから
民主党の岡田克也幹事長は「予算の成立がそのぶん遅れる」と拒否した。
民主党の支持者はこれについて理解=了承するのだろうか。
だが少し、ほんの少し考えて欲しい。
まだ3月だ。22年度予算の執行期間中なのだ
岡田氏は「来年度予算の予備費は1兆1000億円あり、当面は十分対応できる」と23年度予算案の成立を優先する考えを強調、予算案と予算関連法案の早期成立を求める考えを示した。
のだが岡田の言い分をそのまま鵜呑みにするとしよう。
だがそれ(彼の言い分)は4月1日からの予算執行についての話だ。
彼は被災者被災地の救援復旧復興を4月から始めるつもりなのだろう。
だからこそ「23年度の補正予算で」などと寝ぼけたことを言う。
彼は「4月になったら飴をあげるからそれまで被災者には我慢しろ。」と言うつもりなのだろうか。
先日から書き続けてきたけれど、これだけの未曾有の災害には「地方主権」等という寝ぼけた考えでは無理なのだ。国家を揚げて、いや国際的な援助が必要なのだ。
人間は生き物だ。
生きる上でのライフラインを彼はどのように考えているのだろうか。
当面食うもの飲むものが必要になる。だがその次は出す方つまり便所の確保が必要になるのだ。
今は水洗便所が主流だけれど、水道が復旧できていな状況では水洗便所が使えない。
被災者、被災地は一日、一刻も早い救援の手が欲しいのだ。
それとも被災者に「生活に必要なものはイオンから買え。トイレもイオングループの店に買い物に来たついでに使わせてやる。」とでもいうのだろうか。
先ず一刻も早い救済のためには今年度中の補正が必要だというのは普通の人間にはすぐわかることだ。
明日月曜日に補正予算を組んで議決し、その補正に基づいて徹底的に援助復旧に向けての活動を開始するという考えが普通の人間ではないか。
それが次年度でいいという考え方が出来るのは民主党の人間だけだ。
先ず早急に本年度中の補正予算を組みそれを可決させるのがなによりも先決だと思う。
それを予算が遅れるというそれだけの理由で拒否するという岡田氏の考え方は国民を見ていない。
ここ数日の政府の対応にはものすごく腹が立っている。
そこまでして自己の保身が必要なのだろうか。権力を握り続けたいのだろうか。
それも一刻も早く。
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