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4月10日投開票の東京都知事選で、これまで周囲に不出馬の意向を漏らしていた石原慎太郎知事(78)が一転、出馬の方向に舵を切った。路線の異なる東国原英夫・前宮崎県知事(53)らの当選を阻止する狙いもある。大本命の“後出しじゃんけん”で、石原氏不出馬を見込んで動いていた立候補者たちの“被害”は甚大だ。
都知事選には、前共産党参院議員の小池晃氏(50)、ワタミ創業者の渡辺美樹氏(51)、神奈川県知事の松沢成文氏(52)らが出馬を表明。自民党の丸山和也参院議員(65)や東国原氏の出馬も有力視されている。
自民党都連幹部は「石原氏は、後継と見込んでいる松沢氏が勝てるなら引退したかった。だが、ある調査で、石原知事がトップ、東国原氏がその半分で渡辺氏がさらに半分、松沢氏はその下という結果が出た。このままでは東国原氏か渡辺氏が当選して自分の路線が否定される。それが許せなかった」と「一転出馬」の理由を解説する。
都知事選で現職が敗れた例はなく、石原氏は過去3回の知事選では圧勝した。政治評論家の浅川博忠氏は「今回はゴタゴタして先送りしたことがマイナスになったが、当選確率60%の、堂々の本命だ」とみる。
大本命の突然の“レース復帰”に、ある陣営の幹部は「絶対出ないと思っていたのに。常人の考えの及ばないことをするのが石原氏という人間だが…。出てきたら強いよ」と肩を落とした。
最も打撃を受けそうなのは、石原氏と親交があり後継を狙っていたとされる松沢氏か。「出馬表明をしたが、石原支援に回り引っ込めるかもしれない。石原氏は選挙後に松沢氏を副知事に迎え、後継として猪瀬直樹副知事と競わせるのでは。猪瀬氏も皮算用が外れた」(自民党都連関係者)と見る向きもある。10日夜、石原氏と会談後、記者団に内容を聞かれた松沢氏は不機嫌そうに「コメントできない」と語るのみだった。
東国原氏は14日に出馬表明する方針。選挙プロは「石原氏不出馬なら本気で勝つつもりで準備を進めていただけに、出馬はするだろう。知事選で善戦して2位になれば次期衆院選のために名前を売れる」と話している。
小池氏や、過去の知事選で石原陣営を指揮した選挙プランナーを選対に迎え入れた渡辺氏は後戻りしないとみられるが、11日朝までに出馬表明していない丸山氏は流動的だ。
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