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「辞任ドミノ」次は細川厚労相! 官僚言いなり“敏腕”面影なし
2011.03.10 :夕刊フジ
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110310/plt1103101152000-n1.htm
細川律夫厚労相(67)が、野党から「閣僚辞任ドミノ」の次なる標的にされている。確かに、専業主婦年金の救済策をめぐる混乱劇はあまりにもひどい。「違法の疑い」や「不公平感」は年金制度への信頼を失墜しかねない。背景には、「官僚の天敵」といわれた長妻昭前厚労相(50)とは180度違う、細川氏の「官僚融和路線」が隠されていた。
混乱収拾のため、細川氏らは8日、年金の変更届を出し忘れた専業主婦の未納保険料の追納を認め、年金減額を防ぐ「特例納付」を盛り込んだ国民年金法改正案を今国会に提出するとの新救済策を決めた。
だが、野党は「国会軽視だ」と反発し、細川氏の辞任を要求している。国会答弁でも、どこか冴えない細川氏だが、かつては敏腕弁護士として知られたという。
民主党関係者は「1970年に起きた大森勧銀事件で被告の弁護士を務め、冤罪事件として逆転無罪を勝ち取り、テレビドラマのモデルにもなった。穏やかでいつも笑顔を絶やさない」と、その人柄を評価する。
昨年9月の内閣改造で、長妻氏に代わって副大臣から昇格してからは、省内で「指示が細かく傲慢だ」と評判が悪かった前任者を反面教師にして、官僚との融和路線を打ち出した。
厚労省関係者は「長妻時代は、週末に職員を登庁させたが、細川氏は『ゆっくり休んでくれ』と休日出勤をほぼ無くした。省幹部との懇親会も積極的に開いた。原則禁止だった官僚の外部講演も有名無実化。省内で『細川大臣とは仕事がしやすい』との評価を定着させた」という。
しかし、融和路線が官僚の増長を許した面も。
民主党ベテラン議員は「得意の労働問題以外では官僚の言いなりになっていた」と指摘する。今回の件でも、細川氏が問題の課長通知を初めて知ったのは、通知が出てから約1カ月後だった。
長妻氏は官僚に厳しすぎて失敗、細川氏は丸投げして失敗。部下の操縦は実に難しい。
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