http://www.asyura2.com/11/senkyo109/msg/636.html
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http://www.nikaidou.com/archives/11099
一部引用。
http://www.fuji-torii.com/baishiken/diary.cgi
戦後の日本は、GHQの占領政策の大義名分である「日本の民主化」の柱として、「農地改革」とともに「家族制度」の改革が行われ、日本古来の「家制度」や「家長制度」も大きな変化を強いられました。これは、「封建的な社会体制の改革」、「小作人への農地解放」と言えば聞こえは良いのですが、私はGHQの本当の目的は「日本人の精神性の解体」にあったと考えています。欧米列強は明治の開国から、日本人の勤勉さや優秀さ、道徳心や社会秩序の高さを評価していましたが、同時に彼らは自らを犠牲にしてまでも家族や国を守ろうとする日本人の同胞意識を恐れていました。そして日露戦争後は、日本がアジアの覇権を握ることが欧米列強のアジアの植民地政策の妨げになると考え、太平洋戦争を経て、日本が二度と欧米列強に刃向かうことのないように、日本の社会制度の経済の改革ばかりでなく、日本人の精神性の解体が必要であると考えていたようです。
このように、戦後の日本では「家制度」や「家長制度」などの伝統的な社会制度も、戦争遂行の一因として否定され、アメリカ型の戸籍制度やシステムを導入しました。確かにこのことは、表向きでは女性参政権などの民主化に繋がったように見えますが、実は社会秩序や家族意識の崩壊などの始まりとなり、その後の都市化によって核家族化が一段と進んだことで、「先祖」や「家」という日本独特の意識や在り方が希薄になりました。さらに、そのためのプロパガンダとして、主にアメリカの夢のような消費生活と同時に、戦前の「家制度」や「徒弟制度」の厳しい面ばかりを強調した映画やテレビドラマなどによって、いつしか多くの日本人の中に、日本古来の「家族」や「家」といった素晴らしい制度や在り方までもが、「辛く」て「暗い」といった封建的で閉鎖的なイメージとして刷り込まれてきたと考えています。
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