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政治の季節【稗史(はいし)倭人伝】
危険な菅直人の性格…政治が性格で語られる悲劇
「菅直人の性格では、自分からは辞めない」
「菅直人の性格では、破れかぶれ解散がある」
「菅直人の性格では……」
一人の人間の性格がこの国の命運を左右する。
これまであり得なかった現象である。
すべての論理が、「性格」に押しのけられている。
確かに政治のファクターとして、性格は無視できないだろう。
しかしこれまで、それは二次的な要素であった。
政治的な思想・理念や利害得失、駆け引き等々。
”性格”とはそんなものの次にくるはずのものであった。
菅直人に限ってはまったく事情が違う。
政治的思想、理念、判断等は全くかれ個人の「性格」の背後に退いている。
「消費税」も、「TPP」も「北方領土」も何の意味も持ってはいないのである。
考えてみればこれは危険極まりない状況である。
菅直人は常識の枠の外、論理の埒外にに生きているのである。
こうなると菅直人を論理で説得することはだれにもできない。
ことは「性格」の問題である。
狂人というよりは、精神病患者と言うべきだろう。
彼の目には、日本も、国民も、民主党も映っていない。
見えているのは、肥大化した己の姿のみである。
メドベージェフの北方領土訪問に、「許し難い暴挙」と言ったのも、ただ言っただけである。
別にロシアに向かって言ったわけではなく、国内向けに一応言っただけのことである。
菅直人にとっては、”どうでもいいこと”に属する。
沖縄めぐる米高官発言、首相が「大変遺憾なこと」 (asahi.com 2011年3月8日)
米国務省のケビン・メア日本部長(前沖縄総領事)が米軍基地問題に関連して「沖縄はゆすりの名人」などと発言した問題で、菅直人首相は8日、「そういう発言があったとすれば、大変遺憾なことだと思う」と述べた。首相官邸で記者団に語った。
せめて「許し難い暴言」ぐらいは言ってみろ!
もっとも、この程度は、菅にとってみればどうということのない発言なのだろう。
上が上だから下も下である。
また、枝野幸男官房長官は同日、ルース米駐日大使と電話で協議し、「(発言が)事実なら、容認しがたい」と抗議した。ルース氏は遺憾の意を表明した上で、米国政府として適切に対応することを約束した。
枝野は、前原辞任後の、臨時だか代理だかしらないが、とにかく外務大臣だろう。
それが「電話で協議」だと。
なぜ外務省に呼びつけない!
日本の大使は何かといえば真夜中に呼びつけられているではないか!
菅や枝野は、「こんなことで騒ぐマスコミや国民には困ったものだ」と思っている。
しかし、そうも言えないので仕方なく抗議のまねごとをしてみたというだけである。
内政も外交も、菅には意味を持たない。
政局さえも意識のそとにある。
「小沢が憎い」
「俺は辞めない」
この思いだけで生きているのが菅直人である。
自国民を空爆するカダフィ大佐を、さぞうらやましい思いで見ていることだろう。
外務大臣が決まったようだ。またまた副大臣からの昇格である。
しかし、”副”は”副”だけの器量である。
だから”副”だったのだ。
別に松本剛明その人に文句を付けるつもりはまったくないが。
外務大臣といえば、ある意味日本の顔である。
それだけの重みも要求される。
余りに安直な人選ではないか。
菅直人その人が、急な鳩山辞任で、党内選挙を経たとはいえ、実質、副総理からの昇格総理大臣である。
そして次々と誕生する昇格大臣たち。
野田財務副大臣→財務大臣
馬淵国交副大臣→国交大臣→クビ
細川厚労副大臣→厚労大臣
松本外務副大臣→外務大臣
内閣の主要閣僚がすべて”副”からの昇格人事である。
緊張感のない内閣ができあがっているのも無理はない。
人事も菅にとってはさしたる関心事ではない。
「辞めない!」
「小沢排除!」
菅直人の全人格はこの二点に集約されている。
すべての政策はこれに奉仕するものでなければならない。
菅の頭の中では至極当然の原理なのである。
むちゃくちゃな彼の言動は、彼の頭の中では見事に整合性がとれているのだろう。
この国は、極めて特異な病的精神性の持ち主に支配されている。
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