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「まえはら誠司後援会」のマンション(東京・江東区)を直撃してみた
(日刊ゲンダイ2011/3/8):『日々坦々』の資料ブログ
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やっぱり「出るわ 出るわ」…奇々怪々でズサンな会計処理
辞任したからって終わる問題じゃない。前原誠司前外相(48)の「誠司とカネ」。調べてみたら疑惑が「出るわ出るわ」なのである。
闇社会の献金を受け取ったとして名前が出た政治団体「まえはら誠司東京後援会」。年に1度、必ず政治資金パーティーを催し、1000万〜2000万円の収入を得てきた団体だ。
「前身の『まえはら誠司友人たちの会』が総務省に設立を届け出たのは1回生だった96年2月のこと。当時の代表者は、人材派遣大手パソナの南部靖之社長でした。前原の妻は南部社長の元秘書といわれ、2人が南部社長の紹介で結婚したのは有名な話です」(民主党関係者)
02年12月に名称を変え、主たる事務所は東京・江東区の築30年のマンションの一室に置かれた。代表者は前原と親しい京セラ創業者の稲盛和夫氏に代わり、07年4月から現在は前原の京大時代の恩師、高坂正堯教授の実弟で元伊藤忠商事常務の節三氏が代表である。
前原の大恩人が歴代代表を務めた政治団体はいかなるものか。前原のセリフじゃないが、「まず全体像を把握するため」に設立以来の収支報告書を精査すると、計上された支出は奇々怪々だ。
02年から「主たる事務所」は変わっていないのに、02、03年は人件費や光熱水費、一般に家賃を含む事務所費など経常支出の計上は一切なし。04年に突然、光熱水費や事務所費など計約200万円(人件費0円)を計上したが、翌05年には再び光熱水費と事務所費の計上が消えてしまう。
自殺した松岡、赤城“バンソウコウ”両農相の事務所費問題が騒がれた07年に初めて人件費を計上。09年までの3年間で計625万円を支出し、09年にはさらに事務所費が復活し、約27万円を計上する――という具合に、とても同じ事務所で活動してきた政治団体の支出とは思えない。あの髪形同様、前原はきちょうめんな男と思っていたが、全然違うのだ。「09年分から詳細な公表が義務付けられた事務所費の内訳を見ても、計上は毎月約2万円の新聞代のみ。家賃に該当する記載はありません。家賃0円なら、法律上は事務所提供者からの『寄付』にあたりますが、設立以来、寄付の項目はズッと空欄です。昨年、問題になった荒井“キャミソール”大臣のケースとそっくりです」(政界関係者)
所在地は東京なのに、連絡先は京都の地元事務所と同じ。09年の報告書には「代理出席訪問着着付け」なんて名目がゴッソリあって、計10万円ほど計上している。常識で考えれば、着付け代は前原の妻が使った経費だろう。この団体の実態はどうなっているのか。
届け出た江東区のマンションを訪れると、ポストや玄関のドアに「後援会」を表すプレートなどは見当たらない。ドアには幼い子がいるのか、かわいらしい表札が飾ってあるだけだ。問題の部屋の住人はこう語った。
「後援会あての郵便物などを預かっているが、事務所としての実体はありません。家賃や光熱費も受け取っていない。前原氏との関係? 答える必要はない。アナタが勝手に調べて下さい」
で、調べてみると、この部屋は97〜05年に前原の政策秘書だった男性の自宅だと分かった。前原事務所は「男性は今も私設秘書の肩書で事務所に出入りしている」と答えたが、秘書の自宅を事務所として届け出て不明朗な経費計上とは、08年に猛批判を浴びた太田誠一元農相のケースと一緒である。つくづく、前原は先例から何も学ぼうとしない男だ。
前原は他にも9つの政治団体を持っているが、その報告書をめくれば、2つの団体が妻から最大で計2548万円も借り入れ、うち1300万円を政党交付金などで返済するなど、書き切れないほど疑惑が見つかる。ホント、どの口で小沢元代表の「政治とカネ」を批判できたのか。前原は政治家以前に人間失格である。
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