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毎日放送から
http://www.mbs.jp/news/jnn_4668621_zen.shtml
■菅首相に党内からも退陣求める声
内閣の柱を失い、窮地に追い込まれた菅総理ですが、8日は党内からも公然と退陣を求める声が噴き出しました。さらに、年金を巡り新たな逆風も吹き始めました。
「まず、菅直人さんが早く1秒でも早く辞めてくれることがまず第一だね。辞めてもらいたいものは辞めてもらいたいからね」(民主党・松木謙公衆院議員)
カメラの前で公然と菅総理の退陣を求めた民主党の松木議員。また、内閣の一員である筒井・農水副大臣も・・・。
「支持率低下が続けば、そういうこと(内閣総辞職)も有り得るだろう」(筒井信隆農水副大臣)
身内から厳しい声が噴き出す中、菅政権で新たな問題となっているのが、国民年金への切り替えを忘れた主婦の救済問題です。
総務省の年金業務監視委員会は8日、救済策は国民年金法違反の疑いがあり、廃止すべきとした上で新たに法律を作って対応するよう求める意見書を片山総務大臣に提出しました。
「極めて重要な問題を課長の段階で決裁をしたというあり方については、問題があったと思っておりまして」(菅首相)
8日の国会で菅総理は、鳩山政権時代に決めた救済策のあり方に問題があったことを認めました。また、細川厚生労働大臣は、救済策により年金の支給が決まった493人について「今回は支払いをするが、抜本対策が決まったら年金額が減額される場合もあり得る」という考えを示した上で、問題の救済策について長妻・前厚労大臣からの引き継ぎがなかったことを明らかにしました。
「誰が決めたのか」(自民党・田村憲久衆院議員)
「当時の長妻厚労相が決定をしたということであります」(大塚耕平厚労副大臣)
かつて「ミスター年金」と呼ばれ、救済策にゴーサインを出した長妻氏は・・・。
「(Q.当時の判断はベストだったか?)私はその当時ではそれはその判断というのが私なりの判断だった」(長妻昭前厚労相)
野党側は、細川大臣に加え長妻前大臣も含めて責任を追及する構えです。(08日16:52)
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