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2011年3月 7日 (月)
今の菅首相の居直りはロッキード事件当時の三木武夫首相の態度とそっくりである
30数年前のロッキード事件のときと現在の情況が余りにも似ている
私は、書斎に籠って30数年前のロッキード事件の記録、平野貞夫氏の書いた、「ロッキード事件、葬られた真実」を読み直していました。正確にはロッキード事件は1976年2月5日に発覚しています。
まさに今の政治情況とそっくりです。三木首相は現在の菅直人首相、小沢氏は田中角栄元首相ですが、小沢氏は田中角栄氏の立場にまでは至っていません。前原前外務大臣は当時の中曽根幹事長、まったくそっくりです。
歴史は繰り返す、と言われます。まさにその通りです。しかも、ただ単に繰り返すだけではありません。その出来事は幾つかの時代の変化を織りなしながら、脚色をして繰り返すのです。当時のロッキード事件も、後で判明したところでは、CIAの関与・工作があったようです。平野氏はその事を生々しく書いています。
この時代のシンクロニシティは驚くべき事です。しかし、同じ形や結末では事件は起りません。まったく逆になっているのです。先だってロシアで飛行機の墜落事故がありました。これはまさにシンクロニシティの典型でした。
私は、ロッキード事件の、闇に葬られた真実と、小沢氏が嵌められようとした検察と政権の暗闘こそ、ロッキード事件の田中角栄氏の晴らす事の出来なかった怨念の表出ではないかと思うのです。今回は中曽根氏と前原氏の立場が逆転しています。中曽根氏は罪に問われることなく、首相にまで上り詰め、大勲位と言われる国家の叙勲まで受けています。しかし、前原氏は首相候補の第一と目されていながら、直前で挫折してしまいました。これが挫折と言えるかどうかまで解りません。しかし、ひょっとすると前原氏の再起はもう永久にないのかも知れません。
なぜなら、時代は極めて巨大な勢いで変わりつつあり、個人の思惑などふっ飛ばす勢いだからです。この地球は宇宙的な大転換のサイクルに入っているのです。これから何が起こるか予想も付きません。
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