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【永田町・霞が関インサイド】政界に「春の大嵐」最大関心事は菅後継
2011.03.08 :夕刊フジ
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110308/plt1103081624004-n1.htm
先週、原口一博前総務相(51)、樽床伸二元民主党国対委員長(同)それぞれと長時間、話をする機会を得た。ともにオフレコなので両人との懇談の中身を紹介することはできない。ただ、ひとつだけハッキリ言えることは、原口、樽床両氏が、時期はともかく次の民主党代表選に出馬するのは確実ということである。
もうすぐ春だが、政界は「春の大嵐」予報である。これからの1、2カ月間、菅直人首相の首を与野党間でキャッチボールする衆院解散・総選挙含みの駆け引きが展開されることになる。
まずは民主党。先に院内会派離脱を表明した小沢一郎元代表系の比例代表選出の衆院議員16人は3月1日未明、衆院本会議での2011年度予算案採決を欠席、党執行部は主犯格の渡辺浩一郎氏を6カ月の党員資格停止、残る15人を厳重注意処分にした。
だが、菅首相の足元である党内主流派からも「予算関連法案成立と引き換えに首相の首を差し出さなければなるまい」という声が出てきている。おまけに菅氏を支えてきた仙谷由人代表代行が菅氏とは距離を置くようになったとの声も聞かれる。
そうした中で見逃せないのは、最近の樽床、原口両氏の動きである。樽床氏は2月19日、自ら率いる「青山会」所属衆院議員の後援会で「菅政権存続がわれわれの仕事ではない」と発言、事実上の菅退陣を促した。
一方の原口氏は23日、河村たかし名古屋市長の「減税日本」など地域政党との連携を目指し、政策集団「日本維新の会」を立ち上げ、小沢氏系を中心に衆参院議員57人を集めた。
では、この間、ささやき続けられてきた「3月危機」が現実味を帯び、本当に「菅降ろし」が顕在化するのか。焦点となるのは、特例公債法案など予算関連法案審議を巡る参院での与野党攻防の過程で、自民党など野党がいつ首相問責決議案を提出するかである。
しかし、ご本人は周りの空気が読めない希代のオプチミストなのか、あるいはすべてを承知した上で権力者の最後の粘り腰をみせているのか、6月までは「何とかなる」と思っているのだ。
それでもやはり、今や菅後継が最大関心事である。既に党内で地歩を固めている前原誠司外相(48)は辞任で一歩後退。一方、野田佳彦財務相(53)は不動の有力候補であることに変わりはない。そしてこの4人全員は松下政経塾出身者だ。いずれにしても、菅後継レースは「世代交代」の証となる。(ジャーナリスト・歳川隆雄)
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