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菅直人の選択は月内総辞職か? 解散も居残りも現実的ではない
2011年03月08日 | 日記 :世相を斬る あいば達也
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自民党谷垣総裁は前後の見境なく「解散総選挙すべき!」と囃したて、はしゃいでいるが本音は違うだろう。与党民主党の、考えられないレベルの体たらくで死の淵を彷徨っている菅政権を眺めながら、今ひとつ心が躍らない様子である。それはそうだ、これだけの惨状を示した菅民主党政権の支持率が低下したのだ。当然だが、その支持率低下分を吸収出来る筈の自民党であるのも関わらず、自党の支持率は僅かに上昇したに過ぎない。
マスメディアの世論調査の数値とネットメディア等々の数値を重ね合わせ分析はしているが、衆議院の過半数を取るどころか、第一党になれる心強いデータさえないのだ。なぜ自民党への支持ブーメランが起きないのか?これだけ民主党の政権担当能力の無さが歴然としたのに、何故なのだ?自民党の議員は、自問自答するのだが原因が判らない。
筆者も同じ官僚主導政治をするのなら、自民党の手練手管の方が安定感はあると評価する。ただ時代が自民党と云う政党に対して「お疲れさま〜」と言ってしまったのだ。こういう世間の流れと云うものは、元に戻すことは容易ではない。否、九分九厘徒労に終わるのだ。自民党の諸君は「発展的解消」に向けて、勇敢に舵を切るべき時が到来したと自覚すべきである。個々の政治家一人ひとりには、充分に国家国民の為に奉仕できる能力のある政治家がいるのだから、モッタイナイ。
公明党はどれほど強がりを言っても、統一地方選に総選挙を重ねられる事は絶対避けたい。さらに、4月地方選が終わって続けざまに6〜7月に総選挙も勘弁して貰いたいのが本音だ。学会の事実上の選挙活動の兵隊蟻であるおばさん族の激しい苦情を聞くのは山口代表のような気どり男は嫌なのだ。(笑)ゆえに「解散乃至は総辞職」と云う言葉を重ねて強調する。総辞職に狙いが定まっている。
総辞職でも、前原が消えたのだから、もう怖くはない。(*実は、小沢・鳩山ラインは輿石と云う隠し玉で挙党一致内閣樹立、2/3再議決で乗り切るだろう)
調子に乗って「解散だ」と馬鹿の一つ覚えはみんなの党だ。実はこの党の魅力は「目新しい」事である。彼がヤリタイことは「公務員改革」だが、その他は小泉竹中ラインそのもので、真面目に一票を投じようとした時、ハタと指が止まってしまう政党なのだ。それと渡辺党首が怖がっているのが「目新しさ」の風化である。もうみんなの党が新しい時代は終わりかけている。「減税日本」と「維新の会」が「目新しい」のだ。
マスメディアや既存の既得権益集団が、彼等を批判すればするほど、なぜ批判するかにスポットが当たるジレンマに陥っている。前原ではないが「天に唾する」状況なのだ。この新しい「地域政党」を地域に限定された一部勢力だ、と素知らぬ顔をしたいところだ。しかし、現実に自民、公明、みんな、民主等々既存政党は彼等を怖がっている。
それはそうだ。彼等の政治的背景のバックボーンには「国民の生活が第一」の血が脈々と流れているからだ。どこかで聞いたような言葉だ。彼等はその言葉を口にこそしないが、やろうとしている事は、その流れだ。彼等のすべてが、直接小沢一郎と陰で握っているとは言わないが、彼等が全国展開をしようとした瞬間、一人の政治家の顔が浮かぶ状況になっている。
「ステルス政党」と云う、既存政党だけではない、政党の息吹、否もう既に動き出した時代の流れが生まれている。こう云う流れと云うもの、誰が意図的に作るものではないが、権力闘争の中で、ありとあらゆる仕掛けの中から、上手い事「当たり」の戦略が生まれるのだろう。
「ステルス政党」と云うのは筆者の造語だが、マスメディアの攻撃目標を分散させる狙いがある。既存政党も争う政党が何処なのか判らなくなるのだ。当然霞が関、米国闇勢力も何処のどいつを潰せば良いのか、判断に迷う。また攻撃の圧力は分散せざるを得ない。ムラムラ連合、彷徨う民主16人衆、民主に居残る小沢・鳩山グループ。それにプラス自民党避難を画策する議員連中だ。
一見見た目はバラバラだ。しかし、命令一下、小沢の元に糾合するのだ。この勢力で充分政権は握れる。 また、自民党・みんなの党が一番心配しているのは、現在の民主党政権は二軍であり、一軍(小沢・鳩山)は物見遊山と洒落こんでいるだけで、いつ登場するのか、ひやひやしているのが現実である。
誰が考えても、菅・仙谷・前原がメジャーだとは思ってはいない、マイナーの典型だ。米国も中国・ロシアも二軍政治だと思うから、好き勝手をしているのだ。米国は2プラス2の延期を検討し始めたようだし、中国は鷹揚に前原辞任で中日関係に揺るぎはない等と馬鹿にしている。つまり、米中が菅民主党を見捨てたということだ。
自民党にしても、みんなの党にしても、死の淵を彷徨う菅や取巻きの小僧達と腹を割って取引をする気にはならんだろう。(笑)政党同士の話し合いは、つき合うと、後々まで有利になる幾つかのファクターがあるから、話し合いが可能なのだ。それを最も知っているのが前原と仙谷だ。今やこの悪党二人は姿も影も菅政権にはない。枝野は内心「俺だけ残されちまった」くらいに思っているかもしれない。(笑)
このような小沢一郎の権力闘争の戦略にいち早く気づいた政治家が一人だけ居る、亀井静香だ。「俺を抜きにやるつもりか!」そのように亀井が思っているのか、筆者には判らない。案外裏で握っている可能性もあるが、野中を引き込んで動く亀井の「救国内閣」から小沢一郎排除の臭いがするので、握りはないと見ている。裏で繋がっていたら、筆者がまんまと一杯喰わされたということだ。権謀術策、たしかに一筋縄ではいかないのも事実だ。
ところで、見出しの菅直人の話だが、今さらあの男の結末に言及するのも億劫だが(笑)、総辞職以外ないだろう。早ければ今月にでも起きる可能性がある。菅ももう少し国会議員はやっていたいだろう。もう彼の小選挙区での当選は絶望的だ。比例復活当選などはさせないぞ!息子に世襲を望む伸子の希望も、徹底的に誰かによって排除されるだろう。あの息子、市議会議員が関の山だ。市議会議員に怒られそうだ!つまり、解散イコール菅直人は引退を決意となる。あの男、引退する玉か?また、しゃあしゃあと、正月に小沢宅に赴き、乾杯!等と平気で言っちゃう男なのだ。
しかし、本当に民主党の206人の国会議員は糞のような奴らだ。ゴミ溜めのバイ菌に投票したのだぞ!オマエ等は。民主党に恥をかかせ、国家国民を愚弄し、国益を日々失う贅沢三昧夫婦に官邸に住まわせた罪は万死に値する。次回の選挙では、菅に与した議員のリストは作成済みだ。徹底的にネガキャンをしてやろうではないか。オマエ等当選させるくらいなら、カダフィーに一票入れてやる。(笑)最後の方は、暴言だな。今後自制すること、肝に銘ず。
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