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菅民主党政治は喜劇である [前原辞任 ドミノで菅政権崩壊!小沢予想的中「破れかぶれ解散」]
(日刊ゲンダイ2011/3/7) :『日々坦々』の資料ブログ
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-2503.html
それにしても、菅政権とは何だったのか。
スタートした頃は、衆院で圧倒的な320議席を抱え、参院でも連立与党で過半数は押さえ込んでいた。「10年間、政権は安泰」「野党の自民党は馬糞の川流れになっていく」なんて言われたものだ。それが、菅が血迷って消費税増税をブチ上げ、参院選で大敗したことで、あっという間に落ち目の三度笠。参院過半数割れのねじれ国会に苦しめられる。そうなると焦って、大マスコミにだまされる。党内の「仮想敵国」だった小沢元代表を排除すれば支持率が上がるなんて囁かれると、国政そっちのけで内部抗争に明け暮れる。
そんな小沢排除を最大の政策に掲げる政権が評価されるわけがない。国民はだれもがバカにして、支持率は下がっていく。おまけに連合赤軍のような内ゲバしか能のない菅に党内も愛想を尽かし、離れていく。ついに衆院の3分の2も維持できなくなって、予算も成立させられないテイタラクである。典型的な自滅パターンだ。しかも「クリーンな政治」なんてホザきながら、言い出しっぺのひとりである前原がカネの問題ですっ転ぶ。完全にマンガの世界である。
それなのに最高責任者の菅は、民主党政治を壊した責任もとらず、ひとり政権にしがみつき、いまだに「消費税増税が課せられた使命」などとイキがっているのだから、笑うしかない。ハッキリ言って喜劇だ。
評論家の塩田潮氏がこう言った。
「菅直人という人は、総理になる器ではなかったのです。民主党政権がおかしくなったのは、小沢グループのせいじゃない。昨年9月の代表選で“ノーサイド”と言いながら、自分でノーサイドを認めない度量の狭さが招いたもの。自分には人気がある、必要とされていると勝手に思い込むプライドの高さが政権をここまで追い込んでしまったのです」
すべては菅が招いた民主党の悲劇、国民の不幸なのである。
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