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朝日を解約して東京新聞に乗り換えてから、実に清々しい朝を迎えているわけだが、今朝いつものように気になるブログをチェックしていたら「誠司とカネ」に言及した朝日の社説が紹介されていた。で、早速のところ電子版の社説をチェックしてみたのだが、なんとまあニヤケ害務大臣にはおやさしいこと。ちょっと後半部分を引用します。
(これより引用)
この問題はまだ表面化したばかりだ。女性から献金を受けることになった経緯や献金の総額など、前原氏による事実関係の調査と、国会や有権者に向けた説明はこれからである。 「事務的なミス」(民主党の岡田克也幹事長)なのかどうかを含め、解明すべき点は多い。辞任か否かの判断はその後のことだろう。
政治的駆け引きのなかで、重要閣僚の進退がこれほど短兵急に取り扱われる展開には首をひねらざるをえない。予算案と関連法案の修正が焦点となるなか、野党が政権打倒一辺倒になって世論の共感を得られるだろうか。疑惑の当事者には、まず徹底して説明責任を果たしてもらう。それすらしないという強硬な態度は論外として、辞任で手早く幕引きにするというのも責任ある姿勢とはいえない。 (引用終わり)
ようするに、「表面化したばかりで、まだ説明もされていない。辞任云々はもう少し様子をみて、事の次第が解明されてからでも遅くない。ただでさえ国会は予算案と関連法案で大変な時なんだから、政治的駆け引きで重要閣僚の進退を短兵急に取り沙汰するのはいかがなもんか」ってことなんですね。はあ、小沢狂想曲では、検察リークで疑惑が流れた直後から、「これは怪しい」ってんでガンガン叩きまくったのに比べると、なんとまあ寛容なことなんでしょう。
でも、昔なじみの在日の焼肉屋のおばちゃんから献金もらったっていう事実は何も覆らないわけで、これは「献金疑惑」ではなくて「事実」なんだよね。ということは、現行の政治資金規正法に抵触していることは間違いないわけで、どんな理由があったにせよ法律違反には変わりがない。昨日も書いたように、個人的には、在日のひとからの献金の何が悪いってのがくろねこの見解だけど、法改正があるまでは今回のニヤケ害務大臣への焼肉屋のおばちゃんの献金がOKになるわけではない。それは自明なことだ。
でも、もっと問題視しなくてはならないのは、ニヤケ害務大臣は政治資金規正法をひょっとして理解してなかったんじゃないのということ。仮に、「外国人献金」は違法だよってことを知っていてもらったとしたら、これはもう確信犯なわけで即刻退場だ。いずれにしても、こうした間抜けさかげんこそ問題なんであって、偽メール事件でその片鱗が暴露されていたように、やっぱり三つ子の魂百までなんだね。朝日は重要閣僚って言うけど、こんな男に重要閣僚が務まるわけがない。その意味では、早く辞めていただくのがよろしいかと・・・。
とはいえ、政治資金規正法がとんでもない問題点をいっぱい含んでいる事には変わりがない。そもそも、今回の「外国人献金」だって、いま急に浮上したわけではないと思う。おそらく、こうした政治資金規正法がらみの弱点ってどの政治家も抱えていて、その事実はどこかの誰かがちゃんと把握している。そして、絶妙のタイミングでスキャンダルとして流されるって寸法なんじゃないのかな。
だからこそ、朝日流にいうならば「政治的駆け引き」に利用されないように、政治資金規正法そのものを見直す必要があるのだ。それにしても、誰が前原スキャンダルを仕掛けているのか・・・その方がよっぽど興味がある今日この頃なのだ。どうやら、「フロント企業献金」はどこかに吹っ飛んじゃったみたいだし、それで得する奴って誰なんでしょうねえ。
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