http://www.asyura2.com/11/senkyo109/msg/370.html
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「人権と平和を守る名古屋の会」が3/19デモ参加団体でない理由
3/3(川村庶民革命・減税日本支持)ひな祭りパレードのご支援ありがとうござました。
このデモの最中に「3.19 東京一万人集会」の参加団体として「人権と平和を守る名古屋の会」が掲載され、問い合わせや苦情が殺到しました。
デモ終了まで対処できず、削除が遅れ皆様に誤解を与えましたことをお詫び致します。
既に「3・19東京一万人デモ不参加のお知らせ(お詫び)」を投稿済みですが、
(http://www.asyura2.com/11/senkyo109/msg/258.html)
そこに寄せられた皆様のコメントや批判にここでまとめてお答えし、これまでの事実経過と3/19デモ参加に関する私や会員の見解を述べたいと思います。
(3回の名古屋デモ主催者の体験に基づく)それは、今まであまり語られなった市民運動の主催者側の共通の思いを代弁することになると思うからです。
1.3.19デモの参加団体とされ、後に削除した経緯
(1)当初は無関係の方針
当初から、会員の間に提唱者S氏とその組織運営に強い不信があり、3/19デモには関与しない方針でした。3/19は東京のデモなので、名古屋の会が不参加(個人参加)でも不自然さはなく特に問題はなかったのです。
(2)参加団体の名古屋の責任者から突然のお誘い
ところが3/1に突然A氏(名古屋の参加団体の責任者)から勧誘電話がありました。「S氏は主催者ではない」と説明された私は(500円カンパや空中撮影計画等の詳細を知らず)、ひな祭りパレードで頭が一杯だったので、会員に諮らず独断で参加を表明しました。2日後の3/3、3/19デモのHPを見て驚いた会員から連絡がありました。
3/4、会員の指摘で「S氏は中心的主催者(連日ブログで告白)であること、HPには初めて知る事実が多く掲載されていること」等から、話が違うとして、翌日当会の削除を求めたものです。
2.私のデモに対する基本的スタンス
(1)個人責任でのデモ参加は推奨
私は基本的に「デモには出来るだけ参加する」(=小異を捨てて大同に)考えです。
今回のデモも個人の参加を邪魔する意図は毛頭ありません。
「主催者が誰であれ、場を作ってくれれば参加する。史上最低の菅独裁内閣・司法・マスゴミ連合を糾弾したい」という思いは当然であり、個人が自己責任で参加されることに何の異存もありません。
(2)団体レベルでは別問題
ただ団体参加者として名を連ねれば、そこには主催者を保証する意味合いが含まれてしまう。そして保証の中身とは「主催者が宣言した内容をやり遂げ、関係者に負担や迷惑をかけないこと」でしょう。
一旦社会に何事かを呼びかけた以上、社会は呼びかけ人に期待し、呼びかけ人はその期待に応え社会的責任を果たす義務が生まれる。ここで市民らが「主催者が期待に応える力があるのか」を事前査定することの重要性を、私は今痛感しています。
(3)ウォルフレン講演会での苦い経験
それは昨年のウォルフレン講演会での苦い経験があるからです。
主催者の質(独裁的でないか、過ちを認めて正す勇気があるか、苦言を入れる度量があるか)・計画(無理がないか)・組織(自由に批判できる組織か)・金銭処理(明瞭・公平・オープンか、チェック機構があるか)等を事前査定する必要性を、失敗から痛感したのです。それを怠れば必ず将来の市民運動に禍根を残す結果になるぞと。
(4)これまでのデモと3/19デモとの違い
デモというささやかな社会活動でも、公共の道路の一部を使用する行為として、最低限警察への届けや許可を求められる市民運動です。
そして昨年来の幾多のデモでも、最大動員数は2,000人程度、国民全体のレベルでは、デモ参加者の割合などまだまだ圧倒的少数なのです。
ところで3/19デモは(安保闘争以来、実に半世紀ぶりに)前代未踏の「1万人」をシンボルとして高々と掲げたデモで、昨年来我々が実施した「参加者=出たとこ勝負」の気楽なデモとは全く意味合いが違う。
マスゴミが黙殺する中、半世紀間前代未踏の「1万人」のハードル越えには、阿修羅・ブログ・ツイッターレベルの伝播手段を超えた飛躍的な行動が必要です。
それは例えば組織動員やB層取込策等であり、後者が日刊ゲンダイ等に何度も打った意見広告、海外特派員協会での記者会見、国会議員の巻き込みなのでしょう。
(5)パフォーマンスより地道な組織固めを
しかし私は、こうした浮動層取り込みパフォーマンスは最終手段とすべきで、その前にまず、自らの足元や連帯する組織を固め、信頼を固め、結束を固める必要があると思います。
例えば第2回大阪御堂筋デモでは労組の初参加を得て運動が拡大しました。
主催者が信頼を得られれば、組織を抱き込んで金をかけずに効率よく参加者を確保できます。連帯が広がり運動が広がる上に、票よみならぬ、参加者読みも確実です。
それをせずに、一足飛びに多額の広告費を使ってマスコミ対策に走れば、B層獲得に一定の効果はあるでしょうが、小沢流の川上作戦とは正反対の、駅前で第一声!的パフォーマンスの焼き直しになってしまう…地に足がついていない方策に思えます。
もっといえば、私にはウォルフレン講演会のデジャブに見えます。
ウォルフレン(著名人)講演では、功を焦った強引なスケジュール設定が徒となり、市民運動に混乱と亀裂をもたらす結果となりました。
それ以来、華々しいパフォーマンス重視には、私はどうしても胡散臭さを感じてしまうのです。
(6)金銭処理に関する不安と不満
一人一律500円は、これまでのどのデモをも凌ぐ高額な負担です。
先にも述べたように、まず組織を固め、人員をある程度確保してその後に広告を打つべきで「いきなり広告。費用はその後の参加者負担」には同意しかねます。
空中撮影の費用は500万円と聞いたが、これにも賛成できない。
小沢一郎政権誕生を悲願とする我々にとって、総選挙間近と言われるこの時期、そんなパフォーマンスに大金を拠出する余裕があるなら、選挙資金として小沢事務所にカンパした方がどれだけ有益かしれないのに…と思うのです。
悲願達成に必要不可欠の実費よりパフォーマンス出費…納得できません。
更には「参加団体になればこの費用負担を後で要求されるかも」と不安がる会員もいました。(3/5にHPで「その虞はない」と明言されていますが)
金銭トラブルをいくつも漏れ聞いている上、こうした金銭・人事トラブルの事実を問うても「答えられない」と旧役員が回答し、覚書も金銭処理に関する重要部分だけは非開示なので、事実が全く把握できないのです。
「マスコミは真実を伝えろ」と叫ぶデモの主催者が、その組織内の真実を公開せず、「S氏は無関係」と事実に反するウソで参加団体へと勧誘する…こうした組織とは距離を置きたいと考えても至極当然のことでしょう。
つまるところ、主催者に、1万人を2週間で結集させる力−ヒト・モノ・金の組織力や動員力があるのかはなはだ疑問と、先の組織判定基準から結論せざるをえない。
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こうした熟慮の結果不参加を表明したのであり、それは決して皆様の熱い思いに水を点す意図ではないこと、どうかご理解いただきたいと思います。
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