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菅退陣を叫ぶ奴らの本音テーマ:民主党
2011年03月03日
今思えば、昨年6月の小鳩コンビ下ろしは、民主党政権成立という革命的出来事に対する、官僚・既得権益層によるカウンター・クーデタであった。目的は何と言っても「小沢排除」。その目的は小沢の検審起訴、党員資格停止処分で一応は果たし、カウンタークーデタの第一幕は終わった。
現在は、その第二幕に入っている。すなわち「民主党政権打倒」である。小沢を排除しても「小沢の政策」まで、すぐには排除できない。政策は予算の裏付けがいるが、これは一旦執行されれば継続性を持つ。「子ども手当て」「農家戸別補償」など小沢的政策は以前存在し、官僚の地位を揺るがしかねない政治主導を唱える民主党は健在である。小沢の力の根源は、この民主党の支持なのだから。民主党が崩壊した時、小沢の命運は尽きる。年齢的に新党とか、新しいことを仕掛けるの無理である。しかも裁判で身動きが取れない。菅退陣を叫ぶ奴らの本音は、民主党、そして小沢を潰すことだ。菅打倒=民主党崩壊=小沢にトドメこれが目的だ。
カウンタークーデタは小沢の暗殺を持って終わる。役人の思い通りにさせてはならない。菅を退陣させてはならない。幸い菅は6月までやる気満々だ。そこに賭けるしかない!
(新世紀人コメント)
菅に6月までやらせるとTPPと消費税増税で後戻りが難しいところにまで突撃される可能性があるので危険であろう。
しかし、「解散総選挙」を菅にやらせてはまずい訳だ。
菅はオツムがピンチであるとも伝えられている訳で、常人の考えられない迷走状態にあると考えられる。
それで、米国の意向を受けた自民公明連合は菅政権の内堀までをも埋める戦術に出たのかもしれない。
早く解散総選挙に追い込む為である。
鳩山・小沢派連合と自公とどちらが先に菅城を落城させるかとの競争を始めたのかもしれない。
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