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昨年6月11日、政府は閣議で検察のトップ人事を決定した。すでに報じられていた通り、定年を迎えて退官する樋渡利秋検事総長(64)の後任には、大林宏東京高検検事長(62)が充てられる。
その後釜には笠間治雄(62)広島高検検事長の就任が決まった。
近頃の検察の暴走は目に余ったが、民主党政権にとって、この人事はどうなのか「典型的な『赤レンガ組』の大林氏は小沢起訴に反対し、起訴を潰した人間として有名だ。
又、笠間氏は『捜査の神様』と言われる凄腕の検事で、最高検次長検事だった時、現場から上がってきた西松建設事件に反対したと云われている。証拠第一主義だから『立件は難しい』と判断したのであろう。
だが笠間氏が昨年1月に広島高検検事長に就任して東京を離れると、
『鬼の居ぬ間に』とばかりに強硬派が突っ走り、昨年3月の西松事件に
至った。これを機に検察の暴走がエスカレートしたのは周知の通りです。
今回、検察組織のナンバー1と2が現実派に変わります」と司法関係者が言う。
西松事件にゴーサインを出した東京地検のトップも異動する。
地検検事正の 後任と見られているのが、鈴木和宏最高検刑事部長である。この鈴木氏は穏やかな人物として知られ、地検ナンバー2の次席検事に小沢捜査で検察リークの中心的役割を荷った強硬派の大鶴基成が着いたからどうなるかと思ったがこの布陣では彼も無茶は出来ませんよ」〔前出の関係者〕そうしてもっとも気に成るのが暴走捜査を主導した東京地検特捜部長佐久間達哉の処遇だ。
「来月までには異動するでしょう。左遷?とんでもない。東京を離れ、どこかの地検で検事正に成るだろうから栄転です。
一連の小沢捜査の責任を取らされて左遷されたのは、西松事件以来、現場で指揮した直告一班の元副部長・吉田正喜だけ、わかりやすいトカゲのしっぽ切り人事です」(司法ジャーナリスト)
かくして強硬派は影を潜め、民主党政権との対立は除々に解消されていく事になりそうだ。
◎無実の小沢一郎の犯罪をでっち上げ、秘書を3人も逮捕し、昨年5月には検察審査会の権限を強化する法改正をさせ、一回目の検察審査会の結論を起訴相当に出させ、小沢を民主党の代表や、幹事長から辞職させ
た功績。
検察取調べ可視化や検事総長の国会承認人事の成案を骨抜きにさせた佐久間達哉特捜部長の検察組織防衛の功績は検察内部では大きく称えられることで、彼の大栄転は間違いないだろう。
◎ 国民の立場からは、参院選後において、大久保秘書逮捕から始った
一連の国策捜査の原点にさかのぼって、検察、自民党、マスコミの結託した小沢一郎と民主党つぶしを図った一連の動きについて徹底的に検証し白日の下に曝して欲しいものだ。
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