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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2011030502000038.html
【政治】
「減税」におびえる民・自 名古屋市議選
2011年3月5日 朝刊
4日告示の名古屋市議選(13日投開票)で、民主、自民の二大政党が、河村たかし市長率いる地域政党「減税日本」の伸長に警戒を強めている。勝敗が菅政権の行方につながりかねないのに加え、減税日本が躍進した場合、これまで国政の中心になっていた両党の存在が脅かされるのではないかとの危機感がある。 (三浦耕喜、関口克己)
「どういう影響があるかは、なかなか計り知れない」。民主党の羽田雄一郎参院国対委員長は四日の記者会見で、市議選の結果によっては政権運営に大きな影響を及ぼしかねないとの見方を示した。
かつては名古屋市では強かった民主党だが、選挙戦に対する見方は厳しい。愛知県選出国会議員の一人は「民主党が第一党になれば奇跡だろう」という。
鳩山、菅政権の迷走で、民主党の支持率は下がり続ける一方。地元で人気の減税日本を相手に戦うのは容易ではない。
岡田克也幹事長は市長選と知事選の選挙戦中は四回、県内入りしたが、今回は予定がない。テコ入れに消極的な姿勢は選挙後の「言い訳」を用意しているとの見方もある。
しかし、この市議選で大敗すれば、政権運営の「失敗」が選挙戦に影響したとして、首相の退陣論が加速することになる。
党内には小沢一郎元代表を支持するグループを中心に減税日本との連携を模索する動きが出ている。告示直前、河村氏の元秘書の佐藤夕子衆院議員は離党届を提出し、減税日本への合流を表明。
減税日本が市議選で躍進するようなことになれば、民主党内の選挙に自信が持ちきれない若手議員は総選挙をにらんで減税日本への関心を強める。
首相と小沢氏の確執でただでさえ、ごたごたする民主党はもっと落ち着かなくなり、党の液状化はより深刻化するとの見方が出ている。
自民党の危機感も強い。市議選としては異例の支援態勢で臨むが、同党も減税日本の存在に頭を痛める。河村建夫党選対局長は三日、「減税日本の動きが非常に急で、厳しい戦いになる」と指摘。目標の二十議席を確保するのは難しいとの見方もある。
減税日本が名古屋市議選で躍進し、ブームが全国に広がるようなことになれば、自民党の政権奪回戦略に狂いが生じかねない。
民主党の人気が下降しても、自民党の党勢がなかなか回復しない現状の中、衆院解散・総選挙を考えた場合、減税日本は自民党にとって不気味な存在だ。
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